第11話 麗しい恋人



今思えば、コイツリキに危険が及ぶ時は大抵が、満月が綺麗に見える前後の日だった。


紅色くれない色の真っ赤に染まったみたいに今にでも、血が滴るような夕陽が沈む日・・まるでそれは、俺自身のを写し出されているようなんだ。





「馬鹿バンパっ・・・いや(裕先輩にお願いがある時だけ、仕方なく名前で呼ぶ僕)裕先輩・・絶体に絶対に、お泊まりしないといけませんか?あ、明日なんてどうです?丁度、土曜日で学校も休みだしどうですか?」


だって・・

今夜は満月。嫌でも狼に変身しざえない日だ。


「はぁい??絶対に今夜は、俺と一緒にいても構わんと(こんなにもプンプンと香りをまき散らしておいて)言っただろ?!第一、美味しいスイーツを2個も奢っただろーうが。なら、俺様にお前の血をって、飲まさせるのが当たり前のことだろーが‼」




初めからその気で俺は、オオカミ少年にを与えたんだ。

本当は、俺の方が"独り”なんて、なりたくなかった。




アイツと俺が離れ離れになった日だから・・・

この世界人間界に堕とされた可哀想な俺の愛おしいルシファー・・・




《永遠の光をもたらす者》と言われる、俺の美しいAngel Luciferルシファー

アイツは、俺の麗しい恋人だった・・・。



神を謀辺ぼうへんしたせいで?!いや、本当は神が、ルシファーの美しい彼をにできなかった腹いせで、ルシファーを堕天使に仕向け、天界から突き墜としたんだ。



神の反逆者とされ、悪魔達デーモンを率いる呼ばれた者。

だが、それは神が人間達に偽りの話を埋め込んだんだ。



神から見放された可哀想な俺のルシファーが、この人間界に堕とされ、行方が分からなくなった。

だから、愛おしい恋人を探しに俺自身も使となり、この世界に(人間界)堕ちたんだ。



愛するルシファーを探すために俺は反逆者となり、みずからDemonと名乗るようになった。


そう・・・




『我こそが悪魔(デーモン)のBalial(ベリアル)なんだ。地獄を創り出した悪魔の張本人は、このなんだ。デーモンと呼ばれたを探し出すために・・・』


















"ベリアル”



あるイギリス人の詩人が「天から堕ちた天使のうち、彼ほど淫らで、また悪徳のために悪徳を愛する不埒な者も、他にはいなかった」と歌われる。また、「天から失われた者で、彼以上に端麗な天使はいなかった。生まれつき威厳に満ち、高邁」とその美しさをたたえられているともね。






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