第6話 帰って来た

静江が「あれ?加菜子じゃない?」と指を差した先に加菜子が居た。

加菜子が「え?こんな所で会うなんてどうしたの?」と静江に声を掛けた。

静江が「それ、こっちの台詞だよ」と加菜子に返事をした。

加菜子は「あ、あのね?私、公孝さんと喧嘩をしちゃって、もう戻って来るなって言われたの」と暗い顔をして話し掛けた。

静江が「えぇ、はや」と驚いて居た。

貴人が「何だよ。騒がしいな」と静江に声を掛けるとそこに加菜子が居て「何でこんな所に居るんだよ」と話しを始めた。

加菜子が「あぁ、久しぶり。何だか雰囲気が変わったね」と貴人に話し掛けた。

貴人が「そうだな。もう社会人だから変わるよ」と加菜子に返事をした。

加菜子が「そっか。もう、そんなになるんだね?時の流れって長いようで短いものね」と感心して居た。

貴人は「そうだな。でも、大人になって行くと皆それぞれ思いや考え方が変わって行くよ」と加菜子に返事を返した。

加菜子が「そうね。私、これからどうして行けば良いんだろう?」と悩んでいた。

静江が「そんなん決まっているでしょう?これから先、公孝さんとどうしたいか考えないといけないよ」と加菜子に伝えた。

達摩が「お。皆で何の話をしているんだよ」と目をキラキラさせた。

静江が「達摩、何でこんな所に居るの?」と達摩に声を掛けた。

達摩が「だってよ?皆でやけに話し込んで居るから気になったんだ」と静江に気持ちを話した。

加菜子が「ごめんね?こんなに迷惑をかけちゃってさ」と達摩達に謝った。

静江が「良いのよ。それでこそ、友達何だから」と加菜子に優しく話し掛けた。

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