ふと思う事

影山 みはつ

第1話  進むべき道

「瀬那、瀬那。起きてよ」と茉莉に起こされた。


瀬那は「うん?茉莉?」と起こされて気分はまぁまぁだった。


茉莉は「何をやって居るのよ。早くしないと瀬那がどこの道に迷って路頭に迷う事になるわよ」と瀬那を心配した。


瀬那が「そう言ってもな?あまり良い仕事も見つからないし、茉莉みたいにやりたい事も見つからないし」と茉莉に声を掛けた。


茉莉は「本当に、瀬那はのんきね?これから先、生きて行くのにそれでどうするのよ?」と瀬那にキツく注意をした。


瀬那は「これからは女性にとって、アルバイトとして居酒屋で働いてイキイキ暮らす時代だよ」と茉莉に目をキラキラさせて居た。


茉莉は「私だったら、そんな面倒臭い事をしたく無いけど、私なら好きな事を仕事にしたいな」と話をした。


瀬那が「好きな事って何?」と茉莉に疑問に思って居た。


茉莉が「好きな事は好きな事よ。ま、瀬那には今を一生懸命生きるだけで好きな事なんて無縁なんだろうけどね」と瀬那に話をしてキャンバスを持って美術室に向かった。

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