第3話

そして今休学になったので俺は久しぶりにゲームセンターに来ていた!


おー これは、新作のプライズフィギュアじゃないか!しかも最近流行りの『双子の兄はモテない!』に出てくる妹のフィギュアじゃないか!

この作品は俺と少し似ている兄が共感して好きになった覚えあるな!少しやってみるか!

100円を入れてプレイする!

とりあえず、過去に見つけた技を久しぶりにする事にした。すると運が良く取れてしまった!

やったぜ!と思いながら横を見ると小学生低学年ぐらいの少女が隣に張り付いて俺をじっーと

見ていた。何だろうと思い声をかける。


君どうした?すると少女が、俺に向かって、


君じゃない、わたし、ユキだもん!


ごめん、ユキちゃん、さっきから俺の隣にいるけどどうしたの!


えっとね、ユキね、このぬいぐるみ、ほしいの

でもお小遣いなくなってしまったの、それでね


そこまで言わなくていいよ!このぬいぐるみ欲しい?

うん


じゃあ冬夏お兄ちゃんに任せなさい!


ありがとうふゅーかにいちゃん大好き!


俺はこう思う!


この子大丈夫か!悪い大人に騙されないかなと思うが!


取れたよ!思ったより金額がかかってしまったでもこの子の笑顔で充分お釣りが来るよね!なんちゃって何格好つけてんだ俺、自分に言い聞かせる!


ありがとうふゅーかにいちゃん


ユキちゃんが抱きついてくる!


すると少し離れた場所から、声が聞こえる!


ユキ何してるの!


すごい睨まれた。しかも何処がで見た記憶があるぞユキちゃんの姉は!


ごめんなさい、お姉ちゃん!

何してたの!


えっとねふゅーかにいちゃんがぬいぐるみくれたの!


もしかして 冬夏君!だよね!


俺は頭が一瞬フリーズ見た事あるが思い出せない!


ごめんクラス違うからわからないかな!春秋君とは中学3年から同じクラスなんだけど!

私、桐崎カエデです。


思い出した春秋の事が好きな!中学の頃の二代マドンナの桐崎カエデだ!

俺は中学の頃は皆春秋に1回は惚れるから!俺は高校になったら頑張ろうと思っていたが、この子もいたのか、

ありがとうね!妹のユキがお世話になったみたいで!このぬいぐるみのお金払うよ!

冬夏はと言うと、いいよ!ユキちゃんの笑顔で十分おつり貰えたしね!我ながらなんてキザなセリフを言っているのだろうと思うが予想外にも

冬夏君って優しんだね!私てっきりただのお調子者だと思ってたよ!

言葉に棘があるような!

でもお礼したいから近くにカフェがあるから来てくれるよね?

こんな可愛い子にお願いされたら断る事はできないな!

了解行くよ!

ここか喫茶キリサキ、ん?

ここ私の家だから!

いきなり家にお呼ばれしちゃったよ!

カエデ、ユキ帰ってきたのね!

奥の方から綺麗なお姉さんがでてきた。

カエデこの人が噂の春秋君?

違うよお姉ちゃん、春秋君の兄の冬夏君だよ!

えっどう言う事カエデちゃん!噂の春秋君って兄弟いたの!しかもかなりのイケメンじゃない!どう言う事カエデちゃん!

お姉さんですか!先ほど話に出てた春秋の兄の冬夏です。弟じゃなくて申し訳ないです。

違うのよ、ごめんね!冬夏君なら大歓迎よ!

ちなみに年上とかどう?

俺は年上とか年下とか別に関係ないですよ、大事なのは互いの関係値ですよ!とそれっぽい事言うと隣からお姉ちゃん変な事冬夏君に言わないでよ!ごめんって冗談だからしかし姉妹だけあって首の下は立派な果実が実ってるじゃないかと視線を向けてしまいそうになるが我慢だ!ここで嫌われると弟にも迷惑がかかるからな!そう言えば春秋って誰が好きなんだろう、今度聞いてみよう!色々あったがなんだかんだいい1日だったな久々に!と思っていた矢先にコンビニの裏で綺麗な金髪で目はルビーような赤色まさに絵本に出てくるお姫様のような女の子がガラの悪い連中に囲まれていた。見過ごすのも、目覚めが悪いなと思い!声をかける。

お兄さんたち流石に未成年ナンパはまずくないですか?

なんだテメェは俺らにいちゃもんつけてんのかおらぁ!

出ましたよ近頃見なかなったまさにチンピラがココに登場ってか!

なんかこいつら殴り倒してもいんだけど女の子の前で喧嘩は良くないよね!いいこと思いついた!お兄さんたち、千葉健って聞いた事あるよね?そりゃ知ってるよ全国で恐れられてる怪物だろ!そうそう

それがどうしたよ!

実は俺の知り合いなんだけど!

そんなハッタリが俺らに通用すると本気で思ってるんだ流石ガキの頭は幼稚園児なみかよ!

なんか笑っているがこの先の事は言わなくてもわかるよね!

すいません千葉さんの友達だと知らずに

何言ってただお前ら冬夏君は俺より上だよ!お前らんなんか話にならなぁよ!でも冬夏君は喧嘩は好きじゃねぇから俺をよんだ!死にたくなけりゃこれに懲りてもうナンパなどするんじゃねぇよ!バカったれが!

すいません千葉さん、いやいいよ!冬夏君の頼みなら断れねぇよ!

すっかり忘れてた!

大丈夫?少女は

あなたスペイン語喋れるの?

少しだけどね!

ありがとうあの人たち言葉が通じないから困ってたのよ!一緒にいた人たちにも逸れるから困ってたのよ!ちなみにどこに行こうとしてたの!日本の国会だけど!わかる場所、ココから近いから案内するよ!

そして謎の美少女を国会まで案内して俺は帰宅する。なんか今日はいい出会いがあったな、あんなお姫様みたいな子と知り合えるなんて、

テレビを見ているとさっきの女の子が出てた!

しかしテレビでインタビューで日本に来てどうですかだと言う問いに彼女はこう答えた!

フユカと言う同じ歳くらいの男の子と出会って少し興味が出たわ日本の事に!と言う問題発言でネットではフユカって誰だ論争が始まってた。彼女はと言うとスペイン王女レティシアでした。俺もびっくりですぐには寝れなかったよ!




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