消失した概念じゃない概念
空星
第1話 消失した概念じゃない概念
創られては壊されを繰り返し、ようやくそれは完成した。それは人々の想像を遥かに超え、今までに天才たちによって創られたありとあらゆる発明品の歴史をも吹き飛ばした。概念はあるはずなのに無い。
人々の希望となり絶望にもなるそれは人間の欲望のままに働かされた。しかし人類の生み出したものだ。反抗する手立ては無く、逆に多くの期待を凌駕する功績を残した。
そんな中、とある少年はその概念を可視化させようとした。その少年は友達がいない。病気で家にずっといた。外になんか出たことなかった。概念を人型にし、名前をつけた。その概念には自我はないが、少年と仲良く遊ぶまでに時間がかかるはずもないのは言うまでもない。
いつしか少年は病気が治り、彼も外に働きに出るようになった。そのかわりそれとは関わりが減った。
工場の隅に積み重ねられているAIをべースにした機械。それと代わるように世に出た人の心を理解できる人ではない何か。
3xxx年 少年は大きな進化を遂げ、かつて人類の生活及び歴史において多大なる功績を遺したAIを超え、人と共存し、今では機械という概念は無くなっている。
消失した概念じゃない概念 空星 @lkm67
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます