このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(434文字)
独特な文体と世界観、そして哲学的な比喩!ファンタジー好きにはたまらない要素が詰まっています。読んでいくうちに「なんだ?」「どういうことだ?」と気になって止まらなくなる、まさに本格派ファンタジー。これからどんどん注目されていきそうな作品です!
まだ序盤ながら、“骨の書庫”という舞台と、名無したちが置かれた不穏な立場がしっかり提示されていて、世界観の芯の強さを感じました。名を持たない存在であることの不気味さや理不尽さが、静かにじわじわ効いてきます。派手な展開というより、じっとりとした空気で読ませるタイプのダークファンタジー。