差し入れは、れもんキャンディーの、棒つきで。
第1話
豊かな山々に囲まれた田舎。
中心にある唯一の大型スーパーマーケット。
少子化を代表したように生徒数の少ない幼少中高。
一部を除き、品揃えの悪い図書館。
ひたすらに土地の広い廃れた公園。
綺麗とも汚いとも言い難い川。
二車線の道路。
たくさんの田んぼや畑。
17歳の私にとって、
壮大な自然で溢れたこの町だけが、生きる場所だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます