第1話

この世界に存在している、たくさんの秘密。


背負った秘密の数だけ、種類がある。





汚く歪んでいたり。

黒く滲んでいたり。

空しく廃れていたり。

悲しく綻んでいたり。

虚しく堕ちていたり。

苦しく蔓延っていたり。

強く巻きついていたり。

酷く傷ついていたり。





くっ付いている根っこが、全て違っているように。


秘密の本質だって、バラバラに散らばっている。


そしてどれもこれもがつたなく、深くて濃い。





それが秘密というものだ。

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