第2話 部下たちの大暴走!マフィア屋敷がカオスに
「ボスー!新しい作戦思いつきました!」
朝一番から、ボボが元気よく飛び込んできた。手には紙切れを持ち、目はキラキラしている。
「……また無茶なことを考えてるんだろうな」
桜井カズマはため息混じりに予想する。
「作戦内容はですね……ボス、組の資金を全部チップに変えて、街中でルーレット勝負です!」
「……は?」
ルナが飛び上がる。
「バカッ!そんなことしたら、街中で大混乱よ!」
「でもボス、ボボの計算だと……勝てば一気に組の財力が倍以上に!」
「……いや、それ以前に、街中でギャンブルは違法だろ!」
だが、ボボは聞く耳持たず、さっそくチップを抱えて屋敷を飛び出していった。
「ちょっと待てー!」
カズマとルナは慌てて追いかける。そこに、クロスも加わった。
「ふふふ、情報屋としても見逃せませんな。街中でボスのイカサマ勝負、これはスクープですぞ。」
結局、屋敷内だけで済むはずのマフィアギャンブルは、街中に飛び火。
・カズマがイカサマで勝ったと思った瞬間、ボボがチップを食べてしまい逆転。
・ルナが魔法で状況を操作しようとするが、クロスが勝手に情報をばらまき、通行人まで巻き込む。
・屋台のリンゴ売りの老人までルーレットに巻き込まれ、結果リンゴが空中に舞う。
「あーもう!みんな落ち着いて!」
カズマは頭を抱える。しかし、周囲は大笑いの渦。ギャグと混乱が屋敷と街中を席巻していた。
最後にカズマは考えた。
(この部下たち、戦闘力は低いけど……何だ、この破壊力……。)
街中の混乱も、結局ボボの一発ギャグで丸く収まった。チップは全て元に戻り、リンゴも誰も怪我せずに済んだ。
「……ボス、今日も大勝利ですね!」
ルナ:「いや、大勝利……なのか?」
カズマは笑いながら肩を叩く。
「うん、これが俺たちのマフィア流。笑いながら勝つんだ。」
こうして桜井カズマと個性豊かすぎる部下たちの、笑いとイカサマ満載の毎日はさらに加速するのだった。
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