第73回 じ-しょ【辞書】言葉を集め一定の順序に並べて、発音・意義・語源・用法などをしるした書物。辞典。

佐々木キャロット

じ-しょ【辞書】言葉を集め一定の順序に並べて、発音・意義・語源・用法などをしるした書物。辞典。

ゆずり【譲り】

 ゆずること。ゆずり受けること。「親―の才能」

―は【―葉】

 〘植〙トウダイグサ科の常緑高木。暖地の山中に自生、または栽培される。春に黄緑色の小花を開く。長楕円形の葉を新年の飾りに用いる。新しい葉が出たのちに古い葉が散るのでこの名がある。ゆずるは。[新年]


ネオ-<neo->

 (接頭)(他の外来語に付けて)「新しい」「新…」の意を表す。「―ロマンチシズム」


みどり【緑・翠】

 ①青と黄の中間の色。草や木の葉のような色。②濃い藍色。③草木。特に、新芽、若葉。「―の季節」

―の-しゅうかん【―の週間】

 毎年四月二十三日から二十九日までの一週間行われる国土緑化運動[春]


ふく-そう【輻湊・輻輳】

 (名・自スル)四方から一所に寄り集まること。集中してこみ合うこと。「仕事が―する」


れん-ぽう【連邦・聯邦】

 二つ以上の独立国が共通の主権のもとに結合して成立する一国家。連合国家。[参考]アメリカ合衆国の州のように、それぞれの国は共通の主権を犯さない範囲で自主権を持つ。


ナルシシズム<narcissism>

 自己陶酔。うぬぼれ。ナルシズム。[参考]美少年ナルシス(Narcisse)が泉に映る自分の姿に恋してこがれ死に、水仙に化したというギリシャ神話によった精神分析の用語。


ちょう-しょう【寵妾】

 気に入りのめかけ。愛妾。


にゅう-ばい【入梅】

 梅雨の季節にはいること。毎年六月十一日ごろにあたる。梅雨入り。また、俗に梅雨の季節。[夏]


えい-きょう【影響】

 (名・自スル)他に関係や働きを及ぼして変化や反応を引き起こすこと。また、その変化や反応。「―を与える」「―を受ける」


ひん-けい【牝鶏】

 めすのにわとり。めんどり。


かぜをいたみ…

 [和歌]〔風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ 砕けてものを 思ふころかな〕<詞花集 源重之>風が激しいので、岩を打つ波が、岩はそのままに自分だけが当たって砕け散るように、自分だけの片恋に心が砕けて思い悩むこのごろであることよ。(二句めまでが、「砕けて」を導く序詞。小倉百人一首の一つ)


えど〔江戸〕

 「東京」の旧称。

―の敵を長崎で討つ

 意外なところ、または筋違いのことで仕返しをすることのたとえ。


デマ(「デマゴギー」の略)

 ①政治目的で流す虚偽の情報。②事実に反する悪宣伝。逆宣伝。中傷。「―を飛ばす」


こう-よう【紅葉】

 (名・自スル)秋になって、落葉樹の葉が赤くなること。また、赤くなった葉。もみじ。「全山―する」[秋]


モッブ<mob>

 ①群衆。②暴徒。暴民。


りん-しょう【輪唱】

 (名・他スル)〘音〙同じ旋律を各声部が数小節ずつ遅らせて次々に歌う合唱。


ぜん-めい【喘鳴】

 呼気・吸気が気管を通るとき、ぜいぜい、ひゅうひゅうと音を出すこと。また、その音。


など-か

 (副)⦅古⦆疑問・反語の意を表す。どうして…か。なんだって…か。


えん-とう【遠島】

 ①江戸時代、罪人を離れ島へ追放した刑罰。島流し。「―に処する」②陸地から遠く離れた島。


かん-ごり【寒垢離】

 寒中に冷水を浴び心身を清めて神仏に祈ること。[冬]




出典:松村明, 山口明穂, 和田利政編 (1998) 旺文社 国語辞典 [第九版]. 旺文社

※一部、抜粋・記述形式の変更をしています。

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