まず文章がとても読みやすい点が印象的でした。近未来の独特な世界観や専門用語が多いにもかかわらず、場面の流れが追いやすく、自然に物語へ入り込むことができました。
また、「臆病だけど真面目な少女」と「感情の薄い少年人形」の組み合わせが非常に相性よく、二人のやり取りには不思議な温かさと緊張感が同時にあり、読んでいて引き込まれました。
そして独創性あふれる戦闘システムも魅力的でした。単なる力比べではなく、契約者との連動や分析機能、経験によって戦い方が変わっていく仕組みが新鮮で、戦闘そのものに物語性があって非常に楽しめました。
世界観・キャラクター・戦闘設定の三つがしっかり噛み合っていて、次々に先を読みたくなる作品だと感じました。
我々の世界に「VR<仮想現実>」の物語が生まれ、「AR<拡張現実>」の世界に事象が進出しつつある現代において、早くも「本当の現実<True Reality>」にデジタルが侵蝕しつつある世界が描かれる
ある意味、機械生命体の進出やAIの反乱とは別方向からの「デジタルの脅威」を描く事になるのだろうか?そういう意味ではファンタジックSFの系譜。我々がデジタルの世界に取り込まれるのが大多数を占めるのに、その逆をいくのは珍しくとても斬新。
未だ覚悟の決まらぬ主人公にヤキモキさせられるが……拭いがたき心傷を抱える彼女がどの様なポテンシャルを発揮するのか楽しみでも有る
こだわりの感じられる世界観も素晴らしいと感じました
タイトルが4ビット二進数なのもステキ
はてさて、物語のデータ容量はどこまで拡張されるのか……
65536話は期待できそうだ。