風に運ばれる、偶然から始まる友情。そして

なんか落ちてた風船に、忍ばせられてるLINE:ID。

一歩間違えると犯罪臭しかしないのですが、そこは友達を求める切実なメッセージ。

始めは風船を飛ばして鳥さんたちが怪我をしたらどうしましょうと、憤慨をしていた彼女なのですが……

徐々に仲良くなり、近づいていくたびに思う。相手のことを、もっと知りたい。

ウキウキ気分も絶頂に、実際に会った時には、まさに水を差されたような事態に。

リラのもう一つの花言葉に、切なさを滲ませて。

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