ハンバーグ定食のような愚痴

ため息ばかりのテーブルに

他のテーブルの席からの笑い声が聞こえて

少しうんざりする

僕はハンバーグ定食が出来上がるのを待っている

この店にはテレビが無くて

仕方無くスマホで何か暇つぶしをしている

ハンバーグ定食は僕にとってご馳走ではある

少し高いお金を払っているわけだし

定食屋でごはんを食べる時は一人がちょうど良い

誰にも邪魔されず食べたいのだ

誰かと食べる時でも無言であれば良い

今日はいつもよりハンバーグ定食が出来上がるのが遅い

店員さんは頑張っているのだろうが

少しだけ心の中で愚痴るのは

人間として仕方の無い事なのだろうか

ようやく番号が呼ばれる

ありがとうございますとお礼を言いつつ受け取る

それにしても隣の席の話し声がうるさい

ハンバーグに箸を入れる

ごはんにタレを少し付けて口に運ぶ

おいしいと思うが心の中の愚痴は尽きない


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