ある研究補助者の報告2
それでは今日起きた事の報告をします。いつも通り自分の当番が回ってきたので山中さんの所に行きました。準備を整えて下に行き山中さんのサポートをしていました。ただ今回いつもいる助手さん...でいいんですかね?あの雑務とか担当してる人が風邪で寝込んでて今回雑務やる人いなかったんですよ。まあそんなもんはほら、仕方ないじゃないですか。だから特に気にもしてなかったんですよ。それでしばらく作業の事してたら山中さんに
おい
って声かけられたんですよ。だから自分が
なんかありました?
って返したら山中さん、机の上を指さして
お茶をここに
って言ってきたんです。でもそれって自分の仕事じゃないじゃないですか。だから最初断ったんです、今出来ませんし自分の担当する仕事じゃないって。それでも山中さん、頑なに茶を入れろって言ってきたんで仕方なく給湯室行ってお茶いれたんですよ。え?お茶をどういれた...ってふつうにコップに冷蔵庫からお茶取り出して注いでその後机に...え?いつも湯のみにお茶だったろっていやそれはそうなんですけどめんどくさいじゃないですか。どうせ飲まないんだし。で、それを机に置いたんですけど...そんときまあ少しイラっとしてしまってちょっと強く置いちゃったんですよ。そしたら山中さんが思いっきり手を机に叩きつけたんですよ。自分結構びっくりして思わずなんですか!?ってちょっと語気強く言っちゃったんですよ。そしたらですよ!
...ああ、たしかに私が悪いな。君にさせる仕事じゃなかった。すまないね。お詫びと言ってはなんだが扉の向こう側の作業を彼と一緒にやってみないか?
って言われたんですよ!やっぱ大事ですよねしっかり態度に示すのって!だから来週から新しい研究の方に自分、移行するんで山中さんから手前用に新しい研究員を手配するように言ってくれって言われたんです!だから新しい人員をお願いします!どうやら荷物とかは向こうにある新しい部屋に移動させて今の自分のとこを新しい人に使わせる感じにしたいそうですよ。これで新しい報告等出来ると思うんで手当、確り弾んでくださいよ?
それでは報告終わります。失礼しました〜
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます