『読まれない一人称を書いていませんか?』は、「一人称だから読まれる」のではなく、「読まれるように設計された一人称だけが読まれる」という当たり前だけど見落としがちな事実を、実例と比較でガツンと見せてくれる創作論です 📚🧠
一番の強みは、理屈だけでなく、同じシーンを一人称・三人称・視点違いで書き比べてくれる構成です。読者として「読みやすい/読みにくい」と感じるポイントが、そのまま “視点の扱い” や “地の文の距離感” の違いとして可視化されていて、「あ、自分がやりがちなのこれだ……」と自覚しやすい作りになっています👀💦
また、「カクヨムでは一人称が強い」とよく言われる風潮に対しても、作者は安易に乗らず、“読まれない一人称” の具体例をきちんと提示したうえで、「人称は武器であって、振り回し方を間違えれば普通に自爆する」と教えてくれるのが誠実だなと思いました ⚔️💥
一人称だけでなく、三人称の種類(神視点・一元視点など)にも触れ、「三人称が弱いのではなく、視点がブレた三人称が読まれないのだ」と整理してくれるのもありがたいポイントです🎯📖
創作論、世の中にたくさんありますよね?
でもこれは「ウェブ小説で長編を書く場合の人称問題」です。
そんなもの、書店の創作論コーナーには(おそらくほぼ)存在してません。
また、この創作論は【令和最新版】です。
平成の頃に書かれた創作論などは、現在のウェブ小説界隈からしたらかなり型遅れになっている可能性があります。
その点、これは2025年9月の時点で最新。
「最新型ウェブ小説長編特化人称問題創作論」なのです。
読むも読まないもあなた次第。
自分は大変参考になりました。
巻末の場外乱闘的な一幕も人間の「生」を感じられて自分は好きです。