第16話        

ふぅ、


俺は心の中で、安堵のため息を吐いた、



お分かりだろうが、最後の魔法は幻影魔法だ、

この十五日間、幻影魔法を使って、分かったことがある、

幻影魔法は幻をだけではなく、魔法である、

何を騙すかと言うと感知能力…、

五感や魔力感知能力や、気配、といったものである、

今、騙したのは、気配と魔力感知能力、一部の視覚だ、



ボス猿からすれば、拳が俺をすり抜けたように感じただろう、

でも実際はそこに俺はいない、

氷錐で気が逸れてる間に、幻影魔法で作り出した囮である、

前までだったら使うのを躊躇っただろうが、

魔力量が千を越えたおかげで、二回くらいなら魔力消費を気にせず使えるようになった、


さて、ステータスはどんなもんかな…、


______________________________________

名前:氷鏡 幽幻

種族:ファントム

Lv52

HP 437:800

MP 797:1250

スキル

浮遊 幻影魔法 憑依

透過 氷魔法 読心

念話


称号

名持 ネームドち 青龍の弟子


加護

◼️◼️◼️の加護


______________________________________



あ、そうだ、読心使うの忘れてた、



幽幻の放浪(?)は続く…、





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