第14話 迷子
迷子になった、なってしまった、
どうしよ…、
せっかく魔力量1000越えたのに…!!
迷子になったら意味ないじゃん!!!!
見つけた時のように、魔物に読心を使って、大体の場所を把握しようとしたが、恐れる対象こそあれど、どっちの方向かはわからなかった、
ッチ、どうするか…、
……とりあえず、漂うか、
俺は諦めてただようことにした、
———一日目———
魔物がいた、倒した、
———二日目———
魔物がいた、倒した、
———三日目———
魔物がいた、倒した、猿の魔物が多かった、
———四日目———
魔物が出なかった、
———五日目———
猿の魔物が沢山いた、何匹か逃げられた、
———六日目———
ボス猿がいた、
『なるほど、ここはあんたの縄張だったわけだ、』
念話で話しかけるが、理解している様子はない、だが俺の事は認識しているようだった、
ボス猿が近づき殴りかかって来る、
浮遊の速度では避けれないため、受けるしかないのだが、守り、の氷の魔法があまり思いつかないのである、
幽幻にとって氷魔法は、冷気や凍結で相手の動きの妨害し、そこを一方的に攻撃するのが、一番いいと考えている、
こう考えると性格が悪い魔法である、
ともかく、そう言うわけで、妨害する為の魔法こそ思い付くが防御する為の魔法は壁を作る以外は思いつかないのである、
なので、
『凍結』
今回は腕を凍らせることにした、
殴ろうとしてきた右腕を凍らせる、
するとボス猿は距離を取った、右腕が動かなくなったことにひどく動揺しているようだった、
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