秋 (三首)

秋の夜に

何処で鹿が

鳴きにけり

窓打つ雨の

音に滲みぬ





薄紅葉

透けた葉脈

浮き上がり

細く巡らせ

道を繋げる





花の波

伝う雫の

行進は

絶ゆることなき

世界を映す

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