PROLOGUE
みぃ
静寂の衣
あなたのあるくその前
道はなにも確かめられずとも
あなたの歩いたそのあとに
道しるべを拵える
やっと咲いたちいさな花の可憐
サヤサヤと
透明なる風が吹いている
あなたは 暫し立ち止まり
壮大なる景色を感じる
ひびの柵から
解放され
こころ
静かにうたいはじめる
静寂の衣
深淵の闇が世界をもつつむ
時も音も凍りつく永遠の静寂
ただ 古の樹々の根が
星たちのとおいキヲクを
すいあげる
未だみぬ光を待ちわびて
大地静かに身を潜める
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