千年剣士の英雄婚~1000年生きた最強剣士の私と人造英雄の彼~
柊谷 悠久
第1話 エレノア・レーナテイン
レリア地方、南東に位置する小さい村の片隅にある、一件のボロ家。近くに滝が有ったり川に綺麗な魚が泳いでいる、自然の音や鳥のさえずりが耳に響く。
「今日もいい天気」
私の名前はエレノア・レーナテイン、白髪のロングヘアー。地元の地方を離れて修行中、剣を鍛える為に……。
理由は今の年齢は……忘れた何年、生きてるのか。
私にも分からない、ただ私は最近こう呼ばれてるらしい……
◆◇◆◇
私はヴィアリス国の王都レーナテイン家に産まれた。私のスキル剣極は剣の才に恵まれた。世界で珍しいスキルらしい、他の人達のスキルは剣とは無縁のスキルを持ってる。
この世界では魔法が全てで武器は使わない人が多い、そんな中、大昔に戦争を剣一本で終結させたのが私のお爺ちゃん、みんなに英雄と言われてたけど私が7歳の時に亡くなった。
魔法が全ての世界に置いて、剣は絶大の力を秘めていたらしい、私は4歳の時からお爺ちゃんが亡くなるまで剣を学んで私は剣の道を進む事を決意した。
別に魔法が使えないとかではない、ただ私はお爺ちゃんが振る剣が好きで憧れてた。お爺ちゃんが亡くなってから8年間、私12歳になって同い年の親友の女の子リサ・レオウィズと二人で修行に明け暮れた。
近くの小さい納屋で過ごして、ご飯とお風呂と寝る時い、以外はお爺ちゃんから貰った木剣を振って。
森の中の魔物との戦闘も積んでいきながら、リサに魔法の先生になって貰って魔法も一応勉強して。だけど魔法は苦手。
10年後
私は22歳になった……リサと一緒にヴィアリス国の家から出発して、色々な事があった。
二人で修行の旅に出掛けて……2年間ぐらい歩いてから私達はレリア地方の南東に位置する小さい村の片隅にある、一件のボロ家、だけど近くに滝が有ったり川に綺麗な魚が泳いでいる、自然の音や鳥のさえずりが耳に響き、いい物件であるのは確か。
家を修理してそこを拠点に、村の人の願いを聞いたり村に襲いかかってくる魔物をやっつけたり、村の人達との交流を深めていき。日々を過ごした。
普通の人間は100歳を越えた辺りで、死去が近付いてくるのかと思ってたのに何故だか私とリサは外見が22歳のままで、あり得ない程の年月が過ぎていった。
その間も私は剣の練習を怠らず、一振一振を極めていた、当然リサは隣で魔法の練習を積んでる。
そして私はある時に思った。
「魔法系のスキルも鍛えて見ようかな?」
前に断念しかけた、魔法にも挑戦する為にリサに手伝って貰い魔法の練習も始めて、私のスキルの成長を身を持って感じる。魔法、剣のスキルを練習して、私にはあっという間だった…………。
◆◇1000年後◆◇
「エレノア、ご飯出来ましたよ」
「うん、今いくよ」
今日も綺麗な青空が見える、剣の調子もよさそう。まぁただの普通のロングソードだけど。リサが用意してくれたご飯を食べるために家に戻る。
「今日のご飯はなに?」
「シチューだよ、エレノアの好きな」
やった!シチューだ、私は軽く跳び跳ねながら喜び席に座る。ホワイトシチューに丸いパン、別の地方ではコメ?とか言う食材が流行ってるらしいから、私もいつか、食べてみたいな。
「リサ、久し振りに王都のギルドに行こうよ」
私はリサと王都に行きたい!この家も好きだし、いいんだけど、仕事は重要でも私に出来るのは昔、一応取っていたギルド登録のカード、ギルドに行ってないから多分、期限が切れてそう。リサは手で私に「いいよ」と合図をくれた。
私は着ていた服から着替える、軽やかな白いロングコートを羽織って。袖口と裾に黒と青のラインが入ってる、ちょっとおしゃれな気分になれる服装。私こうゆう服持ってないからね。
ジッパーを軽く上げて、胸元の赤いタグがチラッと見えるのが気に入ってる。昔リサが選んでくれた服
やっぱりリサはセンスがいい。
内側には柔らかいブルーのセーターを着て、動きやすくて温かい感じ。そしてその下には黒いスカートを履いて、私は着替えたからリサを見る。
「リサの服、民間人?」
小さい村の女の子が着てるような服装、私が派手過ぎるのかな?
「私はこんな感じでいいの、エレノアはその服でいいと思う」
「じゃあ……よし、出発」
今いるレリア地方の街道を進む、横に大きい白い壁が見える、行こうとしてる町の外壁だ。
「あんなに大きかったけ?」
「気付いた時には……あの大きさだった気がするね」
街道には魔物も居る筈なのに今日は魔物に出くわさないまま、門に着いた。大きい赤い門、町の入るのに兵士さんの審査があるっぽい。
「私、なんかいやだ」
「文句言わないの、行くよ」
リサに手を引かれて連れていかれる、私の何を見たか知らないけど兵士さんに最高で4時間待たされた記憶がある。
「身分証明書を見せてください」
兵士さんに頼まれて、リサが私の分も纏めて見せてる。兵士さんの顔が歪み、リサと何か話し出す。
「私の事だろうな……」
暇だ、リサは真面目だからこうゆう時凄く時間が掛かる。そうゆう時、私は大抵……暇なんだけど。
うん?もう一人いり兵士さんを困らせてるあの男の人は誰だろう、服装の感じで貴族なのは分かるけど。
「おい!僕を誰だと思ってるんだ、この町を魔物から守ってやってるギルドマスターの息子だぞ!」
「それは存じて下りますが、身分証明書を……」
ギルドマスターの息子……あれが、リサはまだもう少し掛かるか、なら。私はそのギルドマスターの子供の近くに移動する。
「ねぇ……君」
「なんだよ、女!」
見ただけで分かる、感情が高ぶってる。
「お嬢さん、この方の魔力は凄まじいです……早く逃げてください」
兵士さんが私に言う、魔力が凄まじい。私には関係ない……ギルドマスターの子供の右手に白色のオーラが纏う、使える者が少ない身を強化する魔法だ。
「ごちゃごちゃ、うるせぇ!」
右手のストレートパンチが私の顔に迫ってくるけど、私には遅く感じる。このスピードは私には止まって見える、体を横向きにして攻撃を避けるのと同時に私は左手でギルドマスターの子供のお腹に静かなパンチをお見舞いする。
「この……女……なんだよ……」
バタりと男の人が倒れる。
あれ?やりすぎたかな……リサに怒られる奴かな。
「お嬢さん、凄いね……」
目を逸らされた、はぁ……このギルドマスターの子供……えーと名前は聞いてないからギマでいいや、リサに気付かれる前に移動をさせないと。
「エレノア、この騒ぎはなに?……私の後ろでなにしてたの?」
あっ……気付かれた。
「兵士さんを助けてました」
顔は笑ってるのに笑ってないよ、リサ恐い。お腹にパンチした、あの男はギマは大丈夫かな?
「女、よくも……死ねファイアーズランス!」
気絶してたのに、起き上がるの早い。炎魔法、槍の形に炎を変えて4本纏めて飛ばす魔法、リサなら全部別属性の槍を飛ばしてくるけど。
「俺が使える高度の魔法だ……俺様に攻撃したんだ、ただで済むとは思うなよ!」
「最初に殴り掛かってきたの、君の方だと思うけど」
宙に炎の槍が現れた、小さいけど。ギマが手で合図を送ると私の元に飛んでくる……兵士さんが二人、私を助けようと走ってきてる、リサは私の事を知ってるから当然離れてる。
今日は剣、持ってきてないから素手で行こう。4本の飛んでくる槍形の炎魔法、飛んできた魔法に魔力を纏わせた右手で一本また一本と掴む。
「はい?」
「えっ?」
兵士さんとギルドマスターの子供ギマ(名前知らないだけ)が驚いた顔で私を見てる。私の右手に握られた魔法の槍……炎魔法だけど私の手を魔力で加工してるから暑くない。
投げるのも良いかなと思ったけど、それをすると他の人にまで害があるし、リサのお怒りゲージをこれ以上、増やしたくないから握ってた槍を砕く。
「……もしかして、その白髪にその魔力……」
兵士さん?どうしたんだろう、怯えてるけど。一応私はその兵士さんを助けるためにやってたんだけど。
「
私、そこまでそのあだ名好きじゃないんだけど。剣の乙女とか剣巫女とかもっと女の子らしい、あだ名が欲しかった。
「この女が|
ギマのその自信はなに?と言うか私を倒したら手柄、指名手配なんてされてたっけ。後ろのリサに確認。
「私は知らない」
「リサが知らないなら、私に分からないよ~」
ギマは落ちていた兵士さんの槍を拾った、魔法で無理だから武器を使う、でも武器の持ち方が全然なってない。流石にこれ以上の騒ぎは危ない気がする。
「俺が勝つ!」
槍を真っ直ぐ構えて走ってくる、私は走ってくるギマの槍を掴もうとしたら、ギマの頭に私じゃないパンチが当たる。
「ギマ、お前なにしてんだ!」
ギマって名前、適当に言ったのに名前合ってたんだ。と言うかこの男の人は誰だろう?赤い髪の冒険者?
「いきなり殴らなくても、アディンさん」
「殴るに決まってんだろう、後でギルマスに報告するからな」
アディンさんと言う方の足に抱き付いてる、ギマを鬱陶しいと言わんばかりに
「エレノア……早く移動しよう、アディンさんはS級冒険者、色んな国で知らない人はいないほどの有名人、エレノアも意外と有名人だから早く離れた方がいいと思う」
意外とは余計な、
S級冒険者、私達ギルドに用があるんだけどな気付かれないように移動するつもりだったが、アディンさんに声を掛けられる。
「待ってくれ、君はもしかして……」
私の事を知ってる?リサが言った通り意外と有名人なのかも知れないけど。
「俺はアディン、君に聞きたい事が……」
「私に……」
立ち止まって振り返る、私に聞きたい事。
「エレノア、いいの?」
「うん、大丈夫だと思う」
リサが心配そうに見てくる。私の特性や剣極、以外のスキルをリサは知ってるから心配してくれてる。
「俺を助けてくれた、君に」
「?」
私は大きく首を傾げた、私がアディンさんを助けた?
「えーと、人違いじゃ……」
「いや、貴女だ……俺が駆け出し冒険者の時に助けてくれた」
アディオスさんには悪いけど、覚えてない。1000年も経ってるから記憶の欠落もあるとは思うけど。
「ここで話すのもあれだから、ギルドに行こう……それにお願いしたい事ある」
「あっ……はい」
アディンさんに付いていく、私達の後ろからしれっと付いてきてるギマ。綺麗な町の風景、白色の建物に赤い屋根。町の人達も元気そう、子供が走ってたり買い物帰りの親。
「いい、町ですね」
「ああ、今の国王のお陰だ」
今の国王……たしか前の国王は人道から外れた事をしていたとリサから聞いた気がする。
「前国王……リヒドですね、お金を手にする為なら、非道な事もする、最低の国王」
リサやっぱり詳しいな、私も勉強した方がいいかな。アディンさんは頷いて喋った。
「俺も合った事がある、だけどあいつは国王に向いてる人間じゃない……だから今の国王ユファ様が」
あの広場の銅像なんだろう?剣を空に掲げた男性だ。私がそっちに目を奪われてたらアディンさんが私の目線に気付いて呟いた。
「あれは……英雄の銅像だ、この町を救ってくれた……あいつはあんな笑顔、見せた事なかったけどな」
どこか寂しそうな顔を浮かべてるアディンさん。もしかして、合った事があるのかな?。
広場から少し離れた所にある、大きい建物が姿を見せる。冒険者ギルド……行くの何年振りだろう私、リサはたまに顔を出してちっちゃい依頼をこなしてるらしいけど。
「もしかして私の食費って、リサが出してるの?」「そうだよ、知らなかったの?」
知らなかったです。私がリサのお金でこれまで生きてこられた事を知ってしまった、と言う事はリサは多分……笑ってる、目が笑ってないけど笑ってる。
「働いて、エレノア」
「はい」
リサに連れていかれる、アディンさんも私達と一緒にギルドに入る。大きい扉を進むと。
20人以上いるだろう人達、魔法職の人達がいたり。剣と防具を見せびらかす男の人達、早朝から酒を飲んでる人達……臭い。私はお酒の匂い苦手なんだけどな、みんなお茶やジュース飲んでてくれないかな。
「エレノア、あそこの受付で出来るよ」
リサに言われて、受付の女の人の前に移動する。冒険者カードの更新なんだけどな……再登録する気はないんだけど。
「アディンさん、リサさんから話しは聞いてます。ギルドの再登録ですね、こちらです」
もう諦めよう、リサが既にと言うか出発前の笑顔がこの事だったのか……。
受付の女の人に付いていく、真ん中にある螺旋階段を下に降りていく。何階まで降りるんだろう。
「何をしに行くんですか?」
「再測定です、地下にあるクリスタル・エインに触れていただくと、分かります」
再測定、1000年生きてる私でもそのクリスタル・エイン?とか言うのは反応するのかな。
測定の事を考えてると、最下層に着いたらしい。この螺旋階段の一番下。
「こちらです」
黒い扉が開くと、目の前に大きな光る石が現る。これがクリスタル・エイン……近付くと石に自分が反射するほど綺麗な石。
「クリスタル・エインに触れて見てください」
「分かりました……」
私が初めてギルド登録した時は、小さい球体に触ってちょっとだけ採血される方法だったんだけど。恐る恐る手を伸ばして、触れる。
二枚の四角い映像が表示される、そこに書かれていたのは……。
名前、エレノア・レーナテイン
年齢、__歳
スキル
①剣極
②無
③ー_ー__ー
④気配察知
⑤ー_ー__ー
武器、剣
魔法、オールタイプ
「えっ?!スキル5個!、それにこの表示されないスキルは……壊れてない筈ですし」
受付嬢さん、驚いてる。スキル5個か私の登録時にはもっと凄い人達いたけど本当に、そして文字化け?で言いのかな……読めない。
それ以外は…………後は私の顔写真だけど……なにこれ、子供が見た私を書いたのかな目がどこ?それに赤いし持ってる剣にも赤いの付いてるし。
「あの、この写真どうにかならないですか?」
「取り直しますか?、あとその絵は子供にエレノアさんの特徴を教えて描いてくれました」
私の特徴……特徴、これじゃあその辺の魔物に思われるよ。とにかく絵は良いから写真にしよう。
「お願いします」
ただ普通の写真でいいや、壁際で立って受付嬢さんに撮って貰う…………この写真を使うのは何か嫌だ、取り直そう、ポーズを決めよう。
「もう一度、お願いします。」
最初に思った、普通の写真で収まらなかった。結局、貸して貰いロングソードを前で構えたポーズ、もちろん笑顔で、ニコニだな受付嬢さん。
「エレノアさんは早く終わって良かった~」
「はははっ」
多分他の女の子のギルドカードの写真で苦労したんだろう、まぁ私はすぐに終わったから。
地下何階かな……この階段をまた登るのか。
「エレノア?、こっちですよ」
「?」
受付嬢さんを見ると、転移の魔方陣が発動してる。なんで?。
「あの降りる時も魔方陣使えばいいのでは?」
「地下から地上への一方通行です!」
なんでそんな設計の魔方陣なの、改良すれば良いのに……受付嬢さんと一緒に魔方陣に入ると床が光あっという間に地上……?
「座標が少しずれました、でも町の中なので安心を」
後であの魔方陣、リサにお願いして改良して貰おうかな。こんな路地裏に出されて、ギルドは見えるから良いけど…………っ!なに!。
「誰!」
「…………」
「エレノアさん、どうしたんですか?」
黒ローブ?、あっ……逃げた!受付嬢さんには悪いけどとにかく追わないと魔族かも知れないし。
「すみません、先に帰っててください後このロングソード借ります!リサに黒ローブを追っかけたと伝えてください!」
「分かりました、気を付けて!」
受付嬢さんから離れていく、今は黒ローブを追う事を優先。
私のスピードなら、追い付ける!足に魔力を集中させて、後は走るだけ。
「止まれ!」
私のスピードはマッハ15このスピードで借りたロングソードを縦に振り下ろす……だけど私の剣は黒ローブの持つ同じロングソードに止められる。
あのスピードと言う事もあってか、回りの小物が吹き飛ぶ。それより私のあのスピードを止める……ピキピキッパキンッ!と音と共にロングソードが壊れる。
「あなたは、もしかして……」
私達が
「待ってくれ!」
後ろから声が聞こえた、アディンさんだリサもいる。受付嬢さんしっかり伝えてくれたんだ。
「エレノア、私達の探し人じゃないよ……残念だけど」
「そっか、リサが言うならそうなんだね」
この黒ローブ、アディンさんを見てる?。その視線に答える用に前に出てアディンは口を開いた。
「今までどこにいた?、ルシアス」
「……お前には関係ない、俺を探すな」
この声、男の人?でも何でだろう覇気を感じないしどこかに心を置いてきた見たいな……。
黒ローブは足で地面を叩くと、魔方陣が現れる。その瞬間……手を伸ばしたアディンさんの事を無視してどこかに消える。
「ルシアス……」
私には分からないけど、アディンさんはあの黒ローブと面識があるのかな?それとも……今は考えても仕方ない。
「リサ、アディンさん……帰ろう」
「エレノアはどうせ、お腹空いたんでしょう?」
違うわ!。ここにいても何も得られない私達の目的の、黒ローブの情報もアディンさんの知り合いの黒ローブ……ルシアスの情報も。
千年剣士の英雄婚~1000年生きた最強剣士の私と人造英雄の彼~ 柊谷 悠久 @TIMATIKAsmk25
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