センスのあるタイトルやコンセプトに惹かれて読んでみましたが、一話完結なのでちょっとした空いた時間に読みやすい!何より昔ながらのRPGの世界観というか空気感がいいですね。情景が浮かんでくるようです。
カクヨムの隅っこで恋愛、異世界、児童文庫、SFなどいろいろ書いてます。 《書籍化作品》 第1回野いちごジュニア文庫大賞特別賞受賞作『乙女チック同盟』が書籍化。…
冒険者を生業としている登場人物が、各話ごとに入れ替わりながら物語を紡いでいくタイプの連作小説です。番外編として英雄たちの冒険も語られますが、ほとんどは地に足がついた、というより『ごく普通の』といっ…続きを読む
私的には、この作品の主人公は世界観そのものかな、と思います。“一般的な冒険者たちのあり方”を語り過ぎないところも、魅力のひとつ。やや淡々とした重めの文体ですが、それも世界の空気感を出すのに一役…続きを読む
ゲームの一場面を見ているような感覚で始まる第1話。しかし、エピソードが進むにつれて、キャラクターたちの性格や人間関係、日常生活までが鮮やかに浮かび上がり、英雄というよりは等身大の彼らに親近感を抱かず…続きを読む
救国の英雄でも、型破りの変人でもない。等身大で親しみやすい「普通の冒険者たち」を描いた、ユニークな作品。ド派手でなくとも凝った罠や、リスクと報酬を天秤にかける損得勘定など、地味なようで考え抜かれた世…続きを読む
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