七歳年上の幼なじみウィルトールに片想いする、おてんば娘アデレード。
どうしても「妹」にしか見てもらえない彼との距離を縮めようと、占いやおまじないにすがったり、料理を頑張ったり――健気で一生懸命な姿が胸に刺さります。
そして問題の(?)ウィルトール。
優しくて、真面目で、でも肝心なところでは「妹」としか扱ってくれない。
この絶妙な距離感に、アデレードだけでなく読者までじらされて、悶絶して、放心させられる。
おそらく本作を読んだ全女子が“全男子ウィルトール計画”を練るのでは!?
──じれ恋史に刻まれる名作。
いや、全女子が悶絶の問題作ですね。(最高の褒め言葉としてお受け取りください)
おてんばで元気な主人公、アデレード。
彼女は、九つの年の差がある幼馴染、ウィルトールに恋をしている。
ふり向いてほしくて、近づきたくて。でも彼はいつも普段通りで。
嬉しいこともあるし、悲しくて、悔しいこともある。でも、この気持ちは変わらない。
ねぇ、ウィルトール。私の恋は、一体どうなっちゃうの――?
(※この作品は私がカクヨム内で一押ししている物語です!
なので、もう一度レビューを書き直させていただきました!下に書いてある感想は、前回書かせていただいたレビュー内容と同じです!)
おてんばな主人公が起こすパプニングにはヒーローだけでなく、私もヒヤヒヤしました。そう思えるような文章をかけるのがすごいと思います。
主人公はいつもまっすぐで、悲しいことや寂しいことがあってもめげずに頑張る姿が素敵だと思いました。この話を読んでいると自分も頑張ろう、と思えます(*^^*)