九年間尽くしてきた夫から「誰にも必要とされない」と切り捨てられたブリジット。そんな彼女を救うのが、王弟ガエタンの「必要だからではなく、君だから」という想いなのが印象的です。誰かのために生き続けた女性が、自分の望みを取り戻していく姿にも胸を打たれます。元夫との対比も鮮やかで、読後感の良い作品でした。