1999年のアメリカを舞台に、旧華族の青年・門脇凛太郎が、鋭い観察眼で不可解な事件と人間の嘘を見抜いていくのが面白いです。Y2Kやドットコム・バブルなど、当時ならではの時代背景が事件に絡んでいるのも魅力的。英語で書かれた作品ですが、頁翻訳などを使って読んでみると意外と読み進めやすく、海外ミステリーを読むような独特の雰囲気も楽しめます。世紀末のアメリカで、凛太郎が次に何を見抜くのかが気になる作品です。