日常のリアリティと、SNS時代の難しさが丁寧に描かれた作品でした。特に、主人公が「絶対に押さないでください」という掲示を見て、誰かが押したことを想像するシーンが好きです。細部へのこだわりと、それゆえに起こる小さなすれ違いが、とても人間らしく感じました。ラストの「こっちの方が、切れない」という一文にも、現代のメディアに対する批評性を感じ、考えさせられました。
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