第13話 花を売る子への応援コメント
今回は大きな事件ではなく、ノワールが初めて「役に立つかどうかを考えずに物を買う」という小さな変化が、とても印象的でした。リタとのやり取りも可愛いですね。「お兄ちゃん」に昇格したと思ったら、話しているうちにまた「おじさん」に戻されるのが、見た目十八歳・中身五十歳のノワールらしくて好きです(笑)。
そして最後、水を替えることまで考えているのがいいですね。この世界で明日も暮らすことが、剣の稽古や宿代だけでなく、「部屋の花を枯らさない」という予定にまで広がってきたのだと感じました。
第12話 治すということへの応援コメント
「俺は治す側ではなく、見る側です」という言葉、ノワールが自分の三十年間を改めて定義したようで、とても印象的でした。肩を戻された冒険者、寒気のある男、怖がる少女への接し方も、派手な治癒術とは違うけれど、まさしく彼にしかできない仕事になっていますね。
前話では薬師という役割を押しつけられそうになって退いたのに対し、今回はオーラが「それ以上は求めません」と境界を尊重してくれたから、自分の意思で引き受けられる。この対比がとても綺麗です。そして七日目――本来なら明日から看護師へ戻るはずだった、という一文には、この一週間の積み重ねがずしりと乗っているように感じました。
第11話 調合台の向こう側への応援コメント
老薬師とのやり取り、ノワールという人物の芯がよく出ていますね。「できるから引き受ける」のではなく、責任まで背負うことになるからこそ「俺は、薬を作る者ではありません」と線を引く――三十年間、人の命に関わる仕事をしてきた彼だからこその重みを感じました。
また、運搬仕事では指示を正確に復唱して丁寧に遂行し、薬草採取にも適性を見せながら、それでも何でも自分の役割にはしないところが印象的です。最後の「――クソ面倒くさい」で、それまで丁寧に応対していた五十歳の本音が漏れる締めも好きです(笑)。
第10話 緑燈の薬師への応援コメント
ノワールがもう「五日目」の生活を自然に組み立てていて、初日の旅行者めいた感覚から、この世界で暮らす人になりつつあるのがいいですね。特に老薬師から「向こうで何をしていた」と聞かれて、「人の状態を見て、整えて、必要なことを伝える仕事」と答えるところが印象的でした。看護師という名前を出さなくても、三十年間培ってきたものが薬草の扱いにも現れ、それを老薬師に見抜かれて次の縁へ繋がっていくのが面白いです。
そしてドランの「まあ」をしっかり喜んでいるノワール、なんだか可愛いですね(笑)。
第9話 使い道にされるへの応援コメント
《授かり》という新しい概念が出てきて、ノワールの能力が一気に世界の大きな事情へ接続されましたね。特に「助けられそうだと思われた時点で役割を決められる」というセイの警告は、三十年間看護師として人を助ける立場にいたノワールだからこそ、重みがよく分かる言葉なのだろうと感じました。
そんな重要な話の最中にも「女の子と仲良くできなかった未練」を持ち出して即座に否定され、最後は「帰れ」で締められる二人のやり取り、このギャグ好きです(笑)。セイとの距離が確実に近くなっている感じもいいですね。
第8話 触れずに分かるへの応援コメント
前話で発見した血流への感覚が、早くも「触れずに他人の脈を感じる」方向へ広がるのが面白いですね。しかも、それがドランの教える「動き出す前の軸の変化」と偶然噛み合い、剣を見るより先に身体が反応する――看護師として培った感覚と剣術が思わぬところで繋がってきました。
一方で、ノワール自身がすぐ能力だと決めつけず「たまたまかもしれない、次に確かめればいい」と考えるのも実に彼らしいです。ドランとの少し噛み合わない軽口も、この師弟関係がだんだん楽しくなってきました(笑)。
第5話 生きなへの応援コメント
「……生きな」というお婆さんの言葉、これは胸に残りますね。セイがこの世界を単なるゲームと思えなくなった理由が、壮大な事件ではなく「翌日も腹は減り、市場ではいつもの場所だけが空いていた」という生活の実感で描かれるのが、とても好きです。
そこから魔法の話へ移り、「水球」というゲーム的な固定観念から、現実の水を知るノワールならではの発想へ視界が開けていく流れもいいですね。生きることと、この世界を自分の目で知っていくことが自然につながった回だと感じました。
作者からの返信
「市場のいつもの場所だけが空いていた」という部分は、セイにとってこの世界がゲームではなくなった実感を、できるだけ生活の延長で描きたくて入れました。そこからノワールの水魔法への発想まで、生きることと世界を知ることが繋がった回として受け取っていただけたのが嬉しいです。
第4話 灰かぶり(承前)への応援コメント
セイの「でも、婆さんは残ったよ」が重いですね……。それまで淡々と語られていた「死ねば光になって消える」というゲーム的な現象が、この一言で突然、誰かを失った人間の記憶として迫ってきました。
また、ノワールが「分からないままよりは、仮説があった方がまし」と考える姿勢も彼らしく、恐怖に呑まれるのではなく一つずつ事実を整理していくところに、五十年生きてきた人物ならではの落ち着きを感じます。
作者からの返信
セイのその一言は、ゲームのように見える世界にも、そこで生きてきた人たちの時間や喪失があることを感じてもらいたくて入れた台詞でした。ノワールも、未知の状況だからこそ一つずつ整理していく人として描いているので、その二つを拾っていただけて嬉しいです。
第3話 灰かぶりへの応援コメント
ノワールがログアウト不能という異常事態に直面しても、「今、分かるのはそれだけだ」と未知と事実を切り分けるところに、長年の看護師経験が滲んでいて格好いいですね。一方で、女将の「帰りたがってた奴なら、見たことはあるね」という言い方から一気に不穏さが増して、これまで何気なく使われていた「落人」という呼び名の意味も重くなりました。
そしてセイの第一声が「帰り方なら知らないよ」。こちらが尋ねる前から核心を突いてくる締め、これは強烈に続きが気になります。
作者からの返信
ノワールの「分からないことを、分からないまま切り分ける」姿勢は、長く看護師をしてきた彼らしさとして意識している部分です。そこを格好いいと感じてもらえて嬉しいです。女将の言葉からセイの第一声まで、不穏さが少しずつ繋がっていく流れも丁寧に拾っていただきありがとうございます!
第2話 串焼きと、宿の鍵への応援コメント
「ゲームを攻略する」というより、この世界で一日を暮らしてみる感覚がとても心地いい回でした。薬草の見分け方に少しずつ規則を発見して夢中になったり、自分で稼いだ銅貨に重みを感じたりするところが、ノワールの五十年の人生とゲーム好きな部分の両方をよく表しています。
そして、そんな穏やかな初日の最後に「ログアウトがない」。ここまで丁寧に生活を楽しませてから突きつけられるだけに、この一言の怖さが際立ちますね。
作者からの返信
ノワールが「攻略」より先に、この世界での暮らしそのものを楽しんでいるところを拾っていただけて良かったです。だからこそ、最後の「ログアウトがない」がどう響くのか。その落差まで感じてもらえたのが、とても嬉しかったです!
第1話 休暇の初日への応援コメント
五十歳の看護師が、一週間の休暇を使って心置きなくゲームに没頭する――この導入、ノワールの人生と人柄がしっかり滲んでいて好きです。水魔法を選ぶ理由が「傷口を洗ったり、飲み水を確保したり」で、ヒーラーは「仕事だけで十分」というのも、三十年間の職業人生がゲームの遊び方にまで染みついている感じが実にいいですね。
そして「――命。」という謎の表示に、説明書とは違うメニュー……本人だけがまだ何も疑っていない中で、読者には静かに不穏さが伝わってくる締めが印象的でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます! ノワールの職業人生がゲームでの選択にも滲んでいるところは、第一話で大切にした部分なので、そう感じていただけて嬉しいです。「――命。」やメニューの違和感も含め、この先どう繋がっていくのか楽しんでいただければと思います!
第1話 休暇の初日への応援コメント
Xより来ました愛です!
読ませて頂きました!
ゲームは私はしないんですが、やってみようかな?って気持ちになってしまいました!この先が気になります!
また読んでみたいと思います!
ありがとうございました😊💛✨
作者からの返信
返信が遅れて申し訳ありませんでした!!
ゲームで学ぶこともありますのでお勧めします!!でも、ノワールのようにの周りが見えなくなるほどめりこまないでくださいねw
現在78話まで投稿しましたが、やっと中盤に入ったといったところです。早く結末を書きたいですが、積み重ねを大事にしたい物語なので・・・退屈な時もあるかも知れませんが、是非とも長くお付き合いください。
感想嬉しかったです!!励みにします!ありがとうございました!!
第1話 休暇の初日への応援コメント
すっごく面白かったですっ!!🥹💕
私も看護師なので、ノワールに勝手に親近感が湧いちゃいました🤭✨笑
続きも気になるので、お仕事終わりにまた読みにお邪魔しますねっ🥰📖
素敵な作品をありがとうございます🫶🏻💕
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
わあわあさんも看護師さんですか!!( ´꒳`*)人(*´꒳` )ナカーマ
自分を主人公にした物語なので、ご同業に読まれるのは少しだけ恥ずかしいですね
かなり長編なのでゆるゆると読み進めて頂ければ幸いです
よろしくお願いします!!