第十二章 官兵衛の推察への応援コメント
いよいよ、最後の人物になりました!
それは黒田官兵衛、軍師官兵衛ですね!
この官兵衛が1番緊迫感があったように感じます。話すことに澱みがないというか、牛一の気持ちを見透かしている感じがして、うわ手を行く相手のようでした。
光秀の謀叛にいち早く動いたことについても、『軍略とは、常に、あらゆる事態を想定し、備えておくもの』『それが軍師たる者の務め』という説明が効いていて、
本能寺の変をあらかじめ予期していたわけではないということを、暗に感じさせるようでした。
前回、氏郷が『真実は闇に葬ってはくださるな』と言っていましたが、官兵衛はそれとは対照的なことを言っている。
茶碗のお茶を一口も飲まなかったというのが、不気味な恐ろしさを醸し出しています!
牛一は一体信長公の一代記をどうやって仕上げるのでしょうか?
続きを楽しみにしています!
第十一章 氏郷の涙への応援コメント
応援コメントのお返事ありがとうございました!
『本能寺の変』をどう書くか、また謎がどのように明かされていくのか、興味を惹かれます!
今回牛一が訪ねたのは、蒲生氏郷という、信長公の娘婿にあたる人物ですね。
氏郷にとって信長公は、世間一般に言われているような恐ろしい人物ではないと言っていましたね。
信長公から愛情を受けていた者から見た信長というのが興味深いです。
そして牛一が聞きたかった『本能寺の変』のこと。光秀のこと。
本当に光秀の思惑だけで起きた変だったのか。ここでもその疑念が湧きました!
『真実を闇に葬るな』
氏郷の言葉は牛一の心に刺さったと思います。
会う人ごとに苦悩が増えていくようです。
続きを楽しみにしています!
第十章 幽斎の沈黙への応援コメント
次に牛一が訪ねたのは細川藤孝——今は幽斎。
息子は忠興、忠興の妻は細川ガラシャ夫人ですね。ガラシャ夫人の父は明智光秀。この繋がりからも、牛一が幽斎からことの真相に迫る話を聞きたかったのではないかと思いました!
幽斎は本能寺の変の後、光秀から加勢を求められていながらも味方はしなかった、、
そこには幽斎の深い葛藤があったのですね。
そして牛一は、光秀がなぜ信長にあのようなことをしたのかを尋ねました。
幽斎の話を聞くことで、あの変の真相が少しずつ浮かび上がってくるようで、引き込まれました!
今までは、牛一が信長をどのように描けばいいのか、話を聞いた人達の要求に苦悩していましたが、
今回は本能寺の変に隠された真相に迫っていく展開で、また違った面白さがありました!
続きを楽しみにしています!
作者からの返信
いつもコメントをありがとうございます。
牛一は信長一代記の最後の章『本能寺の変』を書くために謎を追い続けます。
今後も引き続きよろしくお願いします。
第九章 伊賀越えの記憶への応援コメント
『誰のためでもなく、牛一自身が見た信長公のために書く』
と心を決めたはずだったのに
「自分が見ていない出来事を、どうやって書くのか」
という問題に直面してしまいましたね。
相手は後の将軍家康。
『世の中には、美しく語られた方が、皆が幸せになれる話というものもあるのだ』
家康の言葉は暗に、正確に記することに苦言を呈しているように聞こえます。
またもや牛一は迷路に入り込んでしまったようです。
続きを楽しみにしています!
第六章 ぼかす筆への応援コメント
応援コメントのお返事ありがとうございました!
ご紹介いただいた『歴史の窃盗人』を読ませていただきました!
『信長公記』は歴史の授業で習いましたが、その著者は太田牛一という人だったのですね!
実際に『信長公記』というものが存在するだけに、それがどのようにして書かれたものなのか、興味を惹かれました!
「ないことを加えず、あることを削らぬ」という誓いを立てながら、天下人の秀吉の圧力に次第に屈していく牛一の葛藤に、自分の気持ちも揺れ動きました!
また、娘のはるが父思いであるが故に、そのはるを守るため、ついには誓いを破って事実の輪郭をぼかすさまは、
父親としての愛情の深さと、歴史の記録者としての矜持とのはざまで苦悩する牛一の姿がとても印象的です!
まだ途中までですが、非常に面白い作品だと思います!!!
続きを楽しみにしています!
第十三章 声なき声への応援コメント
ここで『四人の証言』のまとめとなりましたね!家康、幽斎、氏郷、官兵衛、『誰もが、何かを知っている。あるいは、何かに気づいている。』
つまり、みんな本能寺の変について何か引っ掛かりを感じている、ということですよね。
サブタイトル(声なき声)にもありますが、
牛一が追っている『真相』は、誰かが答えを教えてくれるものではなく、
みんなが口にしなかったことから推し量って、浮かび上がってくるものになっているのですよね?
また、真実を追い求めても、それをすべて知って、すべて書けるわけではない、ということを感じます。
ここまで来て、牛一は心を決めたようです。
『誰の顔色を窺うためのものでもない』と。
『牛一自身が、生涯をかけて見つめ続けた』というところが、大きな決断になっていますね。
このエピソードは今までの一つの区切りになっている気がしました。
続きを楽しみにしています!