同じ作者さんの「秘密」から、登場するたびに何かしらの苦悩に苛まれる悪魔カイム。今回は、悪魔を呼び出したことを認めたくない召喚者ミラーから、犬扱いされてしまいます。人間とは明らかに異なる価値観の中、召喚者のために尽くそうとして空回りする姿が、愛おしいほど滑稽。散りばめられた伏線とシリアスな物語の中に、シュールなおかしさがひそみ、終始ひきつけられっぱなしの物語でした。ミラーは、そしてカイムは、幸せになれるのか?ぜひ見届けてください。