※『第五話 うるさい方がいい』までのレビューです。
「人を好きになることが分からない」高校生の紬と、心臓に病気を抱える日和。
腫れ物に触るように扱われがちな日和を、ただの「忘れ物が多いクラスメイト」としてフラットに受け止めたことから、二人の物語は始まります。
「元気になったら」ではなく「今日できることをやる」と笑う日和に惹かれ、何気ない帰り道や夜の電話を通じて、少しずつ距離を縮めていく二人……
ですが、その背後には冬の大きな手術という切ない現実が影を落としています。
まだ名前のつかない感情を抱えながら、今日を懸命に生きる姿が最高に眩しい。
タイトルの意味を知るために、ページをめくる手が止まらなくなる大注目の純愛小説です!