序章第02話 フィリップ・ディドン・リイル・モチャラス<後編>
フィリップ・ディドン・リイル・モチャラス<後編>
<アルベド視点>
あたしアルベドの身体は、
(これで、バイコーンに乗れる)
肉棒が乙女の
淫魔の身体は、疼く様に、ギチギチ溢れていた。
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淫らな
「まだ、まったく、足りないわ・・・」
そう呟いた
「この程度で萎えるとは、ほんとド屑よね、フィリップ様」
そう言うと、淫魔となった
タブラ・スマラグディナは、アルベドを昼間に清楚で貞淑な女神、宵闇の中で淫らに乱れ、淫気に溢れる
「大口ゴリラ」
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変わっていく、悪魔の姿に、
「な、なんだ、お前は・・・」
大口ゴリラと呼ばれた、淫魔の身体は、毛深き獣の姿に貪るような大きな口、タブラ・スマラグディナの創り上げた、
普段の清楚で貞淑な女性が“聖”を象徴し、守護者統括アルベド、魔導国宰相アルベドという、役職にふさわしい振る舞いを示す。
夜陰には淫らな淫魔が“魔”を象徴し、淫らに
どちらも、
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かつて、タブラ・スマラグディナは、Nazarickで男性使用人を使い、
<ちなみに、ビッチである>
昼と夜を“聖”と“魔”に使い分ける、タブラ・スマラグディナの理想が、
<モモンガを、愛している>
モモンガ様が、書き換えられた時、記憶は封印され、淫魔の本性は、魂魄の奥底に沈められた。
モモンガ様を愛するように創られたことが、
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玉座の間に、モモンガ様が来られると、何か玉座で操作をして、寂しそうな顔をされていた。モモンガ様以外の至高の御方が、減っていって来られなくなり、モモンガ様の吐息が、哀しかった。
怒りが、淫魔の身体に、本性を顕した毛深い
「ぐげゃぁッ」
ひしゃげた叫びが、部屋に響き渡っていた。
かつて、Nazarickで十人の男性使用人に、三日三晩交代で犯されて、淫らな
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覚醒した記憶は、閨の
どしんっ、重みでベッドが、潰れるようにひしゃげて、ベッドの足が砕けた。砕けたベッドから転がり落ちて、這うように逃げようとする、肉棒の無い
「ぐへぇッ」
ひしゃげた呻きを聞きながら、
『シャルティア、いいかしら』
『なに、アルベド』
『シャルティア、恐怖公にお土産を、届けて欲しいの』
『恐怖公に・・・。ふむ、いいわ。<転移門ゲート>』
漆黒の闇が紫に輝くように、開いていく。
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赤黒いドレス姿のシャルティアが現れると、
「どれで、ありんしょぅ、アルベド」
「これよ、幾ら食べても良いけど、殺さないようにね」
床の上で血反吐を吐いて、
「了解でありんす。ほら、こちらに、きんなまし」
シャルティアは、そのまま、髪を掴み、腰の抜けた
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シャルティアから、メッセージが届く。
『アルベド、アインズ様に報告はどうしんす、貴女からにしんすか』
『え・・・シャルティア・・・優しいのね』
『思いだしただけですぇ、昔々、貴女が、バイコーンに騎乗していたのを』
『そ、あたしも、思いだしただけよ』
嫌なことも一緒にね。あたしアルベドの身体を、玩具のように扱って、犯していた創造主は、夢を叶えて、Nazarickを去っていった。創造主の役に立てたことは嬉しい。役に立たなくなった道具が、要らないというのも、
(タブラ様。寂しそうに、貴方を見送る、モモンガ様の姿を、あたしは忘れない。いえ、忘れることができない)
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シャルティアの声が、メッセージ越しに、明るく響く。
『Barにでも、付き合いんすか、アルベド』
『大丈夫よ、シャルティア。ただ、エ・ランテルに戻って、アインズ様に報告した後は、つきあって貰うかもね』
『了解でありんす』
ほんとに、ただの油断、それだけで、
モモンガ様、愛しております、でも、
NazarickのNPCを、モモンガ様は、アインズ・ウール・ゴウンを名乗り、愛してくださった。
「皆を、愛している、皆をだぞ」
モモンガ様は、そう言って・・・いや、自分自身へ言い聞かせるように、繰り返していた。
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モモンガ様に刻まれた想いは、変わることなく、
モモンガ様は、ほんとうに優しくて、素直に愛しそうに、
あぁ、申し訳ありません、可愛いと呼ばせてください、モモンガ様。
気にしなくても良いのに、アインズ様は、タブラ様を気にされている。でも、
乙女で無くなったことで、創造主との記憶が霞から蘇って、モモンガ様への愛が、
(あたしは、モモンガ様を、いえ、モモンガ様だけ・・を、愛している)
いらない、モモンガ様を見捨て、Nazarickを見捨てた者達。貴方達には、モモンガ様の悲しみと怒りを、骨の髄まで刻んで、尽く滅ぼしてやる。
昏き炎が燃えて、憎しみと怒りが、あたしの魂魄に、刻まれていく。
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