応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 二重に時間を遅くしたのはとても面白いです。
    「100年前に刺された人間を、時間遅延によって100年後に死なせる」
    も非常に面白いです。「おお!」と唸りました。

    私がどこか読み落としていたら申し訳ありませんが、博士が主人公に殺されるよう誘導したうえで「復讐」を仕掛ける動機だけ、少し掴みきれませんでした。

    博士のバックボーンがわかりませんのでなんともなんですが、破滅主義者で狂人だったってことですかね?

    博士がわざと「99%殺すぞ」と主人公に言う
    → 主人公が激昂して博士を刺す
    → 博士「よくも俺を殺したな! 復讐してやる!」

    お前が殺されるよう仕向けとるやないか!です。

    しかも、99%殺すようなシステムはない。
    博士が実際にそのシステムを用意しようとしていた、けどそれをすれば主人公に殺される。どうせ殺されるならば……だとわかるのですが。
    もしくは、博士は最初から主人公を利用して人類を滅ぼすつもりだった。とか?

    このあたり、作者様の意図が気になります。

    作者からの返信

    ご感想と鋭いご質問ありがとうございます。こんな拙い時間遅延のトリックを楽しんでいただけて、大変嬉しく思います。感謝申し上げます。

    ご質問いただいた博士の動機と意図についてですが、短編小説にしようと考えた手前、詳しくは描写しておりませんでしたが、作者としての裏設定、意図を少し、ご説明させていただきます。

    結論から言うと、博士は最初から殺されるよう仕向けた訳ではございません。
    博士が告げた99%を間引いて資源にするというのは、彼なりの人類という種を新惑星へ届けるための、冷酷ですが唯一の合理的な計画でした。博士は、優秀な監督官である主人公なら、この過酷な現実と計算を理解し、協力してくれると思っていたのです。
    ただし、博士は優秀ですから、協力してくれない場合も想定し、万が一殺害されることにでもなったら、復讐しなければ。と事前に罠を仕掛けておいたということにしたかったのが、私の意図するところでした。

    結果、過剰な倫理観を持った主人公は激昂し、突発的に博士を殺してしまいます。
    致命傷を負い、死にゆく博士の根底にあったのは、自分の完璧な人類生存計画を、主人公の薄っぺらな理想論が台無しにした。という強烈な怒りと皮肉です。
    お前は私の冷徹な真実(間引き)を否定して、綺麗な理想論(全員生存)を選んだ。ならば、お前のその誰も見捨てないと言う綺麗事のせいで、3万人全員が目を覚まし、共食いして絶滅する地獄をみせてやる。
    これが博士の復讐の動機です。
    最初から狂人であったわけではなく、自分の完璧な計算を愚かな感情で壊された、冷徹な天才の最後の悪意として罠を仕掛けました。

    このような内容を文章に詰め込みたかったのですが、はまさお様のおっしゃるとおり、意図が伝わらなかったですよね。申し訳ございません。
    こんな素人の書いた小説に、丁寧にコメントいただき本当にありがとうございました。
    これからも楽しんでいただけるよう、文章力を高めてまいります。