社会には障害がたくさんある。
身体や精神の障害とか、目に見えるトラブルや問題というわけじゃなくて、
そう例えば、目に見えない凹凸がポコポコとあって、そのせいで転んだとか、誰かの足を踏んだとか、そういうことが絶えずあるような。
どこが悪いと言えない、現代の労働環境についての話。
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生まれも育ちも、思考も人間関係も違う人々が、同じ場所で同じ目的=利益に向かって進むということは、言うほど簡単じゃない。
仕事は椅子取りゲーム、ゼロサムゲームだと思う人々は、容赦なく他者を蹴り飛ばすし、自分のプラスのためにマイナスをばら撒く。
管理職は人間的に善良な人から壊れるし、現場とオフィスは互いに分かってないとギクシャクする。同調圧力はぐつぐつと煮えたぎる怒りを適当に覆う。
どこに向かおうと、理不尽はあるのだと悟る他はない。
誰も正解を知ることはなく、それでも必死に最善を尽くす人達もいる。
「みんながそうなれるように」だなんておとぎ話を信じる感性はとうに失われてしまったが、
どこかで合算した先がほんの僅かでもプラスであってほしいと願うことは、悪いことであろうか。