正しいこと。公平であること。自由であること。効率的であること。どれも、間違ってはいない。だからこそ、それを徹底してみた。政治、行政、制度、言葉、思想――。社会を支えるはずの「正しさ」を、少しだけ極端なところまで押し進めてみる。そこに現れるのは、笑えるほど馬鹿馬鹿しく、笑って済ませるには妙に現実的な世界。ブラックユーモアと風刺で描く、社会の不条理。