第20話 Duo-logue:自分勝手な僕らの話への応援コメント
なんと、最初の二人は互いに相手を羨み、遠ざけようとさえしていたんですね……! 和陽にとってはライバルとの楽しい勉強時間だったものが、秋瓢にとっては人を遠ざけるための振る舞いだったという、同じ思い出の見え方の違いが面白かったです。
特に調理実習で、和陽が「班長としてどう判断するか」ではなく「燈沓くんは、どうしたい?」と尋ねる場面が好きです。今の二人が大切にしている、相手自身の意思を尊重する関係は、こんな頃から芽生えていたんですね。そして最後に秋瓢が「お前の肉じゃが」を所望するのが、もうたまらなく可愛いです(笑)。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございます。
秋瓢は言えないだけで高校の時から「おれ」になる寸前だったので、できる限り「友達」は作らないようにしていました。あくまで1話のあれがなければずっと優等生のまま、隠し通せていたはずかなと思います。
対して高校の頃の和陽は気づかずに孤独を恐れでいたので口八丁手八丁で、広く薄い友達を作るのが得意だった。
そして目立つ椅子を取っていく秋瓢が目障りだったんです。自分が人の目に触れ、寄ってくる機会が減るので。
でも勉強会をして「真摯に向き合ってくれて、成績を上げてくれた何ここまで憎んでるのダサくね…?」と我に帰ってから日が浅い調理実習でした。
今までリップサービスに近かった「人の名前を呼ぶこと」が彼に取って意味を持った。だから和陽にとっては秋瓢にとっての自分より前「恩人」だったのかなと思います。
ありがとうございました。
第19話 夜長の景色(しかい)は何色かへの応援コメント
「おれの視界は灰色なんだよ」という秋瓢に、和陽が「オレの色彩を分けてやるよ」と返す場面が好きです。以前の和陽なら眩しすぎたかもしれない言葉を、今の秋瓢は「もう画材の分け前は充分もらってる」と受け取れる。二人が重ねてきた時間を感じる、綺麗なやり取りでした。
そして、しんみりした夜の散歩が、最後には三人で寒さに震えながらアイスを食べる時間になるのがいいですね(笑)。特に、そんな二人を見た涼喜が「自分も一歩踏み出してみよう」と思う結末が印象的でした。和陽と秋瓢の間に育った信頼が、今度は涼喜自身の未来を照らし始めているんですね。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
秋瓢は、和陽と涼喜が自分にしがらみを解いてほしいと思っていることはわかっていて、それに答えられないことをまだ苦々しく思っている節があります。なので、どれだけ鮮やかな色を載せてくれても、「灰色」(モノクロ)になってしまう気がする。というのをちゃんと言葉にして断っておこうと思っての発言です。それができるようになっただけで、成長だとは思っているのですが…笑
だから絵の具をもらっても使えない。
和陽らその灰色すら自分のキャンバスの鮮やかな色の一つだと思っている。
ここはいい意味で、2人の未来永劫、平行線の部分かなと思ってます。
涼喜は、2人のことをツーカーな友達の模範解答だと思っている節があるようで「買い食い」や「2人っきりの弾丸旅行」に憧れがあるみたいです。
それが叶う日は来るのでしょうか…?
ありがとうございました。
第18話 拝啓、偽りの宝石(おもいで)へへの応援コメント
ゲームセンターで手に入れた安物の指輪が、二人にとってかけがえのない宝石になっていくのが素敵ですね。和陽が秋瓢に贈ったアメジストに「心の平和」を願い、秋瓢がトパーズに「友情、希望、誠実」という意味を見いだす。互いの気持ちが、偶然手にした二つの指輪に重なっていくのが印象的でした。
そして、露天風呂での「月は出ていない」という一言には、静かな安堵と切なさが同居していますね。最後の「嘘をついても」という問いに、和陽が「騙されたままでいる」と答えるのも好きです。真偽を問い詰めるより、秋瓢の言葉を信じることを選ぶ――二人が積み重ねてきた関係だからこその返答だと思いました。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
和陽は「騙されるなら幸せなままでいたい」というタイプなので、自分にとって都合がいいなら「嘘」でも信じられる、なのでちゃっちい指輪のおもちゃは「オレらの(=オレにとっての)アメジスト」だったんです。いわゆる願掛けですね。
対して秋瓢は現実主義なので、目を背けたくても真実を選び取ってきたから病んでしまった。アメジストとトパーズの石言葉に「誠実」が重なっていることも「事実」なのですんなり出てきた…という対比のつもりでいます。
今まで自分を嫌いになってでもそこにあるものに生きてきた秋瓢が、「美しい嘘」に乗ることができるようになったのも変化かなぁと思います。
ありがとうございました!
第17話 食う・逝く・生きるは紙一重への応援コメント
涼喜が食材を「生きていた痕跡ごと」いただこうとする、その独特な食への向き合い方が印象的でした。単なる料理上手というだけでなく、彼の優しさや生き方そのものが料理に表れているんですね。
そして何より、あの秋瓢が自分から台所に立ち、和陽と涼喜のために揚げ物を作るとは……! 「お前らのためじゃない」と言い張りながら、涼喜の分がなくなるからとつまみ食いを止めるのが可愛いです(笑)。前回の「共存」という言葉が、今回は三人で食卓を囲み、互いに何かを与え合う日常として形になったようで、温かい気持ちになりました。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
涼喜は和陽とはまた別方向で「感情移入しやすく、感傷的」なので、幼稚園の頃から今自分の食べているものが「どこかで生きていた命」であると(過剰に)汲み、全てを「僕の命」として取り込みたかっただと思います。
過剰であるとはわかっていてもいまだにやめられていないし、褒められたものじゃない。だから聞かれるまでは言わなかったんです。
秋瓢はそれを「生への執着」と呼んでいますが、自分も「死への執着」をしているので、人のことは言えないなぁと暗に思ってるんだと思います。
そして料理のくだりは自分の嗜好の範囲内なら2人に何かを「返せる」んじゃないかと思っての背伸びです笑
お読みいただきありがとうございました。
第16話 タコと煙でさよならをへの応援コメント
いつも明るく人を照らしてきた和陽が、実は幼い頃から「大切な人の死」に深い傷を抱えていたとは……。お祖父さんの「優しくしない優しさもあるんよ」という言葉が、今の和陽の愛情のあり方にも繋がっているようで、胸に残りました。
そして、その過去を打ち明けられた秋瓢が「キツかったら背負うから。おれが持てる分だけ」と返すのがいいですね。これまで差し出された手を取ろうとしてきた秋瓢が、今度は自分から支える側にも回ろうとしている。お祖父さん譲りのたこ焼きを三人で囲む光景も、悲しい記憶を今の温かな時間へと繋ぎ直すようで素敵でした。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
今まで見る人によっては和陽の助け方は多少強引に見えていたかもなぁ…とおもってそこに理由を探そうと書いた回でして。
まだ「死」という概念を明確に理解できていない段階で葬式から火葬という一連を見てしまっていたので。関係値の高い人が死ぬことにトラウマを抱えていた。これも秋瓢のブラックライトに照らされていた一つの遠輿和陽でもあります。
だから1話の関係値が深まってきていた燈沓くんに対しても半ば食い下がるように止めていた…のかなと思ってます(どうしてそこまで仲良くなったのかは後々の話ですが…)
今まで嘘だと思っていた死が明確に姿を現した…かえって一番病んでいたのは和陽かもしれない、と思っています。
それを感知した秋瓢は、偽善ではなく、本当に辛くて止められていたんだと悟り、手を取るために堕ちた今なら肩をさすることができる、と思ったのかもしれません。
ありがとうございました。
第15話 先輩、以後よろしくお願いします!への応援コメント
新章に入って、秋瓢が和陽以外の相手と初めて自分から「友達になってください」と言い合えるようになるとは……! しかも、涼喜の方も人付き合いに怖さを抱えていて、互いに無理をしていることを見抜き合う出会いなのがいいですね。「誘った初めてが」「あなたが良かったんです」というやり取りには、二人それぞれの勇気が詰まっていると感じました。
そして、和陽の距離の詰め方を見習って「すっくん」と呼んでみたら、予想以上に喜ばれてしまう秋瓢が可愛いです(笑)。これまで二人で育んできたものが、今度は新しい友達との関係にも繋がっていく、温かな新章の幕開けでした。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
涼喜は典型的な(?)頑張り屋のコミュ症なので人との距離の詰めが甘い以外はすでに課題を自分で設定して乗り越えていけるタイプとして作ってます。(秋瓢基準だと「立ち直ってる」)
なので、秋瓢も涼喜も相手が「自分と同系統ではあるが明確な強み(違い)があることを見抜いている、というかたちです。
「すっくん」呼びは親しくなろうというよりは完全に誰かさんの悪ノリのトレスなので、あだ名で呼ばれることに一種のステータスを感じてる涼喜には加点だったんでしょうね笑
ありがとうございました。
第14話 貴方(きみ)の手を取るために。への応援コメント
「救われるため」ではなく「和陽の手を取るため」に、秋瓢があえて堕ちることを選ぶとは……。これまでずっと「元の自分に戻れない」と苦しんできた彼が、戻ることへの執着を手放そうとする、逆説的な決意が印象的でした。
そして、その重大な決意の最中に「書斎を貸せ」「パソコン返して」といういつもの口喧嘩が挟まるのが、この二人らしくて好きです(笑)。最後も「幸せになろう」ではなく「一緒に凌いでこうぜ」で締めくくられるところに、秋瓢の今をそのまま受け入れる和陽の愛情が感じられました。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
個人的には今回は和陽が明確にメリーバッドエンド許容派になった回だと思ってます。
他人のために変わるのも、変わろうともがくのも疲れてしまった秋瓢は、唯一「楽に息を吸える」和陽と真剣に向き合うために「俺」を永遠に突き放すためのアプデを決意してます。
でもそれを和陽が望んでいなかったら…?と思っての確認です。
対して和陽は一貫して「どんなお前でも好き」だし、「こいつのしあわせがオレの幸せ」なので、「堕ちる」というメリバを受け止められるようになった…のが成長かなと。
ありがとうございました。
第13話 考えすぎと、チーズインパンケーキへの応援コメント
今回、秋瓢がついに和陽を面と向かって「友達」と呼べたのが嬉しかったです。しかも、それが関係を失う怖さから出た言葉だと和陽がちゃんと汲み取り、人気のないベンチで話を聞く。「善意で殴られやすい体質」という表現にも、かつて無秩序な光だった和陽だからこその実感がこもっていますね。
そして後半、「言葉は刃物」という教えを、料理を作るための「包丁」へと広げていく発想が好きです。善意も悪意も受け手によって意味が変わるという重い思索が、最後には本物のチーズインパンケーキに着地する。この二人らしい、なんとも味わい深い締めくくりでした。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございました。
秋瓢自身も「いい加減あいつの労力に報わなきゃいけないんじゃないか」という考えがあるけど、他の人は和陽は程待ってくれない…その苦しさが本音としてちょっと出てきちゃってますね。
和陽は和陽で自分から離れるつもりはないし、もし間違って「今はそんなつもりないけど考えとくな」なんて言ってしまったら間違えなく消えるとわかっているので、あくまで「自分の切り替え」のためにベンチに行ってます笑
言葉にいい意味で敏感になっている和陽と悪い意味で神経質になっている和陽。刃がついたものがどちらに転ぶかはその時のオレら次第だとわかっているんだと思います
最後のチーズとパンケーキのくだりは和陽が「ここで寒くしときゃあなんとかなるかな」でぶっ込んでますね…ほんとあいついい意味でバカだと思います笑
編集済
第12話 あなたをすくう、ストーリーラインへの応援コメント
「生きてていいのかなぁ」に対して、和陽が「ネガティブランク下がってんじゃん」と喜ぶのが、いかにも彼らしくて好きです。けれど今回は、その明るさの奥にある「救おうと説得するのではなく、いつか手を握り返してくれると信じたい」という覚悟が、特に胸に残りました。
そして終盤の人生を題材にした言葉のリレーが素敵ですね。秋瓢が「巣食われる」「痛みを伴い曇る」と返しても、和陽はそれを否定せず、二人の言葉が次第に一つの詩になっていく。冒頭では人生を物語に喩えることを嫌っていた秋瓢が、最後には「これが《わたし》の人生(シナリオ)だ」と自分の言葉で締めくくる、その変化が鮮やかでした。
作者からの返信
板野様
続けてありがとうございます。
和陽も最初はただ一辺倒に「ハッピーエンド」を描いていた、いわゆるハピエン厨みたいなところはあったんですが、秋瓢と関わるにつれ「ただ円満に生きて、円満に人生を閉じるだけではしあわせになれない人もいる」ということを感覚的にでも感じていたんだと思います。そして、自分の今までの行動が秋瓢にとって痛々しい偽善になりかねないことも。でも、自分は明るい方にしかいなかったから「お前が握れるように手出しとくことしかできない」と暗に割り切ってるんだと思います。
だからどれだけ堂々巡りになっても秋瓢の声をちゃんと聞く…これに徹してくれるとわかったから秋瓢も少しずつ力が抜けてきたんだと思います。
第11話 己に手向ける餞(しあわせ)は…への応援コメント
今回は、秋瓢の「おれ」と「俺」が同じ身体にいるという苦しさを、和陽が自分なりの言葉で理解しようとする姿が印象的でした。そこで「3人とも、大好きだぞ〜っ!」と言ってしまうのが、なんとも和陽らしいですね。秋瓢が切り離したくて仕方のない「俺」まで、和陽にとっては大切な存在なのだと伝わってきます。
そして最後の「頼りにしてるよ、ひーくん」がいいですね。以前なら謝罪や遠慮に埋もれていたはずの気持ちを、今はこうして素直に言葉にできる。題名の「餞(しあわせ)」が、苦しい一日を終えた先に待つ、二人の何気ないやり取りにも重なって感じられました。
作者からの返信
板野さま
お読みいただきありがとうございます。
和陽にとっては「おれ」も「俺」も秋瓢に変わらないので(よくわからんけど)好きな人の全てを好きでいたいのだと思います。もちろん「ブラックライト」で気づいた「クズなオレ」のことも。だから「3人」なんだと思います。
秋瓢は今まで自分が病んでいることを「おんぶに抱っこ」だと考えていた。
でも和陽はそれでもいいと言ってくれている。だから「依存」と言われても(自らが思っていても)頼りにしたいという気持ちがポロッと出てきているのではないかなと思います(つまりまだ本心には遠慮がありそう…)。
今回もありがとうございました。
編集済
第8話 命日、および、誕生日への応援コメント
Xのご紹介からです。ここまで読んでの感想を述べさせていただきます。
読み進めるほどに文学、詩、短歌などへの造詣の深さやこだわりが伝わってきました。
秋瓢の死を選ぼうとする手前で立ち止まってしまう瞬間の思考の廻りが自分にも重なり、共感とともに物語の中にのめり込みました。この感覚をもとめて文芸寄りの作品を読んでいるのでとても良い体験をさせていただきました。
特に感銘を受けたのがこの八話です。
秋瓢と母の美香の会話劇が見事というほかなく、これまでの話がひとつずつ繋がっていく感覚が心地よかったです。
ランキングに乗るようなWeb小説に求められるわかりやすさや軽い筆致とは離れた作品ですが、一読では味わい尽くせない、一つの言葉に秘められた意味を掘りに何度も読み返したくなる深さこそがこの作品の魅力だと思います。
ご紹介いただきありがとうございました。
作者からの返信
八伏様
お手に取っていただきありがとうございます。そして、お褒めの言葉の数々、痛み入ります。
秋瓢(和陽もですが)の思考の仕方は僕自身の気持ちの揺らぎが激しい部分があるので、それをプラスマイナス振り切った形で作ってみるとどうなるかなと思って生まれた子達です。文体と構成はWeb小説向きでないのは重々わかりながら書いてはいるんですが、おそらく普段読んでいるのが明治〜大正辺りのヒューマニズム文学だからですね笑 わかりづらいけど、読者様それぞれがが感じたことが正解だと思ってます。
8話に関しては、「命日」って別に命を受ける日でも良いのでは?と奇を衒ったのが始まりです。
母の名付けに「意味がある」ことを知っている秋瓢は「願いから外れる」ことを極端に恐れて生きてきました。だから自分を矮小にみるほど自分で自分を嫌いになった。
対する美香は「死んでほしくない」ではなく、「私のあいする息子を『殺すな』」ということでおれと俺が分離していることを確認し、「姿が変わっても(あなたが嫌いな)あなたを愛する」と割とクレバーな返しをしてますね…それほど、秋瓢に素地がありそうだったことは感づいていたんでしょう。
ともかく、俺の誕生日ーー何度か死を求めた日である9/22を今から「おれ」の存在を認められた「2度目の誕生日」として秋瓢自身が認められたのはよかったかなと思います。
長文になり失礼しました。
改めまして、お読みいただきありがとうございました。
第1話 棄書(きしょ)への応援コメント
拝読しました!
秋瓢の抱えている苦しさと、それを理解しようとする和陽の距離感が印象的でした。
特に、自分自身を嫌い、消えてしまいたいと思っている秋瓢に対して、無理に理解したふりをするのではなく、「隣で見ていたい」と考える和陽の姿がよかったです。
相手を救いたいという気持ちだけではなく、自分自身の好奇心やエゴも自覚しているところに、和陽という人物の人間らしさを感じました。
重いテーマを扱いながらも、二人の会話には軽妙さがあり、最後には少し温かい気持ちになれました。
二人がこれからどんな関係を築いていくのか、続きも気になる作品でした!
作者からの返信
黒銀ネルル様
お手に取ってくださりありがとうございます。
そうですね…和陽は何にせよ、「ふり」自体が苦手なので、多分振りをしても余計に相手を傷つけることを予見していたんでしょうね。それ以上に、秋瓢の佇まいに惹かれたから、エゴを突き通してでも「今の彼を見ていたかった」んだと思います。
それを正直に伝え続けることによって、秋瓢の心にも隙間を作って、「いてもいい、いてほしい」と暗に思ってもらえるまでに、人に許されるスキルがあるいい奴なんだと思います。
重ねまして、お読みいただきありがとうございました。
第3話 射倖心(しあわせ)とアイスへの応援コメント
Xから失礼するのだ!
和陽がどこまでも優しいし、秋瓢が和陽に向ける「救われてる/死なせてくれない煩わしさ」の相反する感情が面白いのだ。
私からしたら、和陽みたいな親友ができたら、それだけで幸せだと思うけど…… 秋瓢もいつかそれに気づいてくれたらと願うばかりなのだ!
比喩や振り仮名が面白いし、どこまでも深掘る内省が目を引くのだ。
掛け合いもリズムが良くて、会話が自然に行き来して楽しかったのだ!
作者からの返信
リスキー・シルバーロさま
お手に取っていただき、ありがとうございます。
そして、お褒めの言葉痛み入ります。
実は2人とも「相手の都合を度外視して、エゴを押し付けている」と自己評価が低めなので、和陽は例え突き返されたとしても、「自分の好き」に従ってどこまでも優しさを返せるし、秋瓢はその優しさに気づいているからこそ都度都度申し訳なく思っている…という関係なので、揃いも揃って労しい似た者同士の二人組になってるかと思います。
今後もお手隙の際に覗いて関係性の深まりや変化を楽しんでいただけましたら幸いです。
重ねまして、お読みいただきありがとうございました。
第1話 棄書(きしょ)への応援コメント
自分自身を好きになれずにいる秋瓢くんと、そんな彼に寄り添おうとする和陽くんの関係が印象的でした。
特に「お前におはようって言える毎日がオレは幸せです!」という言葉が素敵ですね😊
簡単には解決できない苦しみを抱えているからこそ、何気ない日常のやり取りにも温かさを感じました!
作者からの返信
緋咲様
お手に取っていただき、お褒めの言葉まで…ありがとうございます。自己嫌悪のある秋瓢にとって、拒絶も問わずに歩み寄ろうとしてくる和陽が疎ましくもあり、そこまでしてもらって応えたい気持ちもあり、と言う複雑な気持ちを抱えています。逆に言うとそこまでしてでも突っ走れてしまう和陽のようにも粗がありそうな気も…?という感じです
改めまして、お読みいただきありがとうございました!これからもよろしくお願いします!
第3話 射倖心(しあわせ)とアイスへの応援コメント
2人の関係性がすきです。
お互いがお互いを思っているんですね。
熱いような、一見すると重たいようなお互いの矢印がすきです。
心の中の描写がすきです。
ありがとうございました。
作者からの返信
ひるこさま
お手に取っていただきありがとうございました。
和陽からの矢印は本人の自覚も含めてかなり重めですが、秋瓢みたいに「病んだ人」に惹かれたことがないのでこの話の段階だとお互いもどうしたらいいか分かってない感じがしますね…
心象描写、褒めていただきありがたいです。励みになります!
改めて、ありがとうございました!
編集済
第15話 先輩、以後よろしくお願いします!への応援コメント
最新話まで読了致しました!!✨
秋瓢と和陽の2人の関係性がめちゃくちゃ好きです。秋瓢の卑屈で捻じ曲がった自分自身を転びたいという感情そのものを否定して、何とかしてあげたいという想いで付き合い始めた和陽の冒頭。
そこから二人の言葉で想いで、意思で、文章で紡がれていく物語が心地よかったです。
ときに感情的、ときに理論的で、日常的に感じる些細なことを着眼点に起き、二人の想いが交差する物語の数々に夢中になって拝読させて頂きました!!
特に好きなシーンは、秋瓢の母と和陽が二人でお話をするシーン。そこから和解の道に進むシーン。喧嘩をしていたわけではないし、いざこざがあったわけでもないので、和解と一重にするのは何か違うとは思うのですが、私はあのシーン、心が震え、非常に楽しませて頂きました!!
最新話で新キャラが登場し、今後の展開が更に気になるばかり!!
ラブではなく、かなり重たいライクという表現がとにかく大好きです!!
素敵な物語をありがとうございました!!
これからも応援しております(*´ω`*)
作者からの返信
ezelu様
引き続きありがとうございます。実は14話までで2人の抱えていた問題(燈沓母とのズレ、和陽からの感情の吐露)が解決を見たので、これからはアニメで言う2期のつもりで筆を進めていくつもりです。つまるところ二人組、もしくはトリオでの平穏なお話が増えていくと思います。
邑嶺くん自身は自分の課題はもう克服出来ている中で出てきているので、2人と対等な友人が必要だと思って組み込んだ子になります…
これからは思案が多めというか、取り留めのない日常を描く「日常系」然としてくることが多くなるかと思いますのでほのぼのしてくる楽しみにしていただければと。
改めて、全話通してお読みいただきありがとうございました!
第6話 それが俺らの呼吸法(うたいかた)への応援コメント
和陽の言葉に、経験に、徐々に救われていく秋瓢が良いですね本当に。卑屈な根本はそう簡単に変わらずとも、確実に前を向いて、走り出している。
この関係性本当に好きです(*´ω`*)
作者からの返信
ezelu様 引き続きありがとうございます。
秋瓢自身、5話までは「時間がかかってでも『俺(昔の秋瓢)に戻らなければならない』」という強迫観念に近いものに急かされていだのですが、「"おれ"のままでも好きでいてくれる奴がいる」ことに気づいて「(俺のことは分離するぐらい嫌いだけど)
まぁいいか」と思いはじめてるんだと思います。対して和陽は「どれだけ変わってもお前への親愛は変わらない」と常々言っているので、お互いに救っている感覚はおそらくないと思います笑 良くも悪くも安定しはじめているんでしょうね…
ありがとうございました!
第1話 棄書(きしょ)への応援コメント
心情描写が堪らないですね!!
和陽の重苦しい秋瓢に対する友情と、別のベクトルの愛のようなもの、それを受け止めたいけど、自分が嫌いで嫌いで仕方がなく、卑屈になってしまっている秋瓢の対比というか……絶妙な関係性がいいですね!
続きも楽しく拝読させて頂きます(*´ω`*)
作者からの返信
ezeluさま
お手に取っていただきありがとうございます。第一話(回想)の時点だと和陽がとにかく助けたいと思ってしまっていて、相手(秋瓢)にとって負担になっていないかが見えにくくなってますよね…でもそれだけ和陽は優しいし頼れるやつなんです…。
2人の関係がどうなっていくのかは後々のお話でのぞいていただけると嬉しいです。
重ねてになりますがお読みいただきありがとうございました!
第5話 にんげんさんかへの応援コメント
ここまで読ませて頂きました。
私がこういった、一つのテーマを相互のキャラから見る?という構成を読むこと自体あまりなかったので、不快な感想になっていたら申しわけありません。
キャラは区別がついて良かったのですが、話自体がちょっと難しいかなという印象です。
文字がぎっしり詰まっているからというわけではなくて、ずっと答えをはぐらかせれているような感じを受けました。もちろん、それが作者様の意図なら100点だと思います。
あと、私が普段BLを書くので気になったのですが、これはBLとして読むべきか、ブロマンスとして読むべきか迷いました。せめてそこだけでも最初に明記してあると良かったかなと思いました
作者からの返信
七槻さま
まずはお手に取って頂いてありがとうございます。
僕自身、本格的に筆を取ったのが初めてなので、表現として稚拙な部分や分かりづらい部分があったかと思います。申し訳ありません。
キャラの区別についてのお褒めの言葉、痛み入ります。
この作品自体、何か明確な2人にとっての答えやゴールがあるわけではないつもりです。
なのて、答えをはぐらかしていると言うよりは(ブロマンスかBLかも含めて)読者様の読み方によって変わっていいと考えています、あえて2人にとって、「これ」という答えを明示しない書き方をしています。
ジャンルに関しては、人によって「ブロマンスに見えるかも…?」程度の匂わせのつもりでして、これもそう見ない人のノイズにならないためにブロマンスとも明示しない方をとりました。(明確なBLのつもりでないのは確かです)
とはいえ、ほぼほぼ初めてで手探りなので、それが読む上で配慮に乏しいと感じられたのなら僕の不徳の致すところです。これから精進致します。
改めまして、お手にとっていただきありがとうございました。
第13話 考えすぎと、チーズインパンケーキへの応援コメント
燈沓と和陽の不思議な関係が独特に書かれていて引き込まれました。友達といっても一定の距離があるように感じ、近くもあるようで、面白かったです。個人的には言葉の作り方が好きでした。(鎮痛剤→よろこび等)
作者からの返信
ゆきさま
まずは拙作をお手にとっていただき、ありがとうございます。きちんとサイトに(本腰入れて)投稿したのが初めてだったので、お言葉痛み入ります。
僕としては秋瓢と和陽の関係を「救う、救われる」、「気づく、気づかされる」とかの一方的な関係にしたくなかったので、単に「友達」というよりは「いなくても自立できる」精神的な相棒のような関係にしたかったかなと。
ほぼ処女作なので文体を気に入っていただき恐縮です。
ありがとうございました!
第2話 鬱屈としたものへの応援コメント
Review Chainから来ました!
前話と合わせて、和陽・秋瓢それぞれから見た景色を見させていただいた感覚です。こういうタイプの話はあまり触ってこなかったので、新鮮な気持ちで読ませていただきました。あと何回か1話と2話を往復して、二人の内面と関係性を紐解かないといけないですね……
「パンってどうやって嚙むんだっけ?」という文章が一番印象に残ったかもです。人間、極限まで疲弊すると当たり前のことが出来ない・やり方が分からないってなるんですよね……分かります。
これからも頑張ってください!
作者からの返信
chocopoppo様
いつもサイト側でお世話になっております。むしろあんな雑な依頼のかけ方してしまい申し訳ないです…
まずは感想ありがとうございます。
そうですね…僕も2人の関係は読み返してから視点が変わることもあるので、その時の2人を楽しんでもらえれば幸いです!
ありがとうございました!
第5話 にんげんさんかへの応援コメント
Xでオススメしていただきありがとうございます。
5話までの感想をレビューにまとめさせていただきますね^^
作者からの返信
諏訪様
お手に取っていただきありがとうございます!レビューまで…!
お待ちしております。
【追記】
拝読しました。恋愛とも友情とも似つかない2人の関係をお気に召していただけたようで幸いです!
レビューいただいた僕の方が泣きそうになってしまいました…
この度は本当にありがとうございました!
第1話 棄書(きしょ)への応援コメント
Twitterから来ました!
心理描写が上手な印象でした。
僕の感覚ですけど1話で面白いかを決める時に1話が長すぎると読む気が失せる気がするのでもう少しハードルを下げるとより良いかもしれません。お互い頑張りましょう♪
作者からの返信
Mrmyselfさま
お読みいただいた上に、アドバイスまでありがとうございます!
僕自身、本腰を入れてサイトに投稿するのが初めてなもので、どこで話数を区切るとか、引きを作るとかわからずでして…お恥ずかしい限りです。
以後どこで区切るのかも視野に入れながら書いてみようと思います。ありがとうございました!
第1話 棄書(きしょ)への応援コメント
二人の関係性と内面を丁寧に描いている作品だと感じました。
特に、相手を理解しようとする姿勢が静かに積み重なっていくところが印象に残り、ただの友情とも違うような……かといって恋愛でもない複雑さがよく見える一作に思います。
Xの企画から拝読しましたが、中々の文章力と心理描写をじっくり掘り下げる作風が印象的です。
作者からの返信
ワンダ・プレイアさま
まずは拙作を手に取っていただき、ありがとうございます。
実は、今まで細々と書いていたものがあったんですが、挫折してお蔵入り…という流れを繰り返していたので、事実上、処女作のようなものでして…温かいお言葉、痛み入ります。
そうですね…2人の関係は、他の話数にも書かれていますが、「愛でも恋でもないけど、確かに重いもの」として2人も、僕も認識しています。
周りに何を言われようと、2人は「今」の2人のまま、時に向かい合い、時に手を離して目の前の時間に向かっていくんだと思っています。
重ねまして、お読みくださりありがとうございました。
第10話 Run'p×shade-ランプシェード-への応援コメント
前話で和陽が打ち明けた「名前のつかない好き」に、今度は秋瓢の側からも名前を探そうとしているのがいいですね。そこで辿り着くのが恋人でも家族でもなく「ランプシェード」――和陽の強すぎる光を秋瓢が柔らかくし、しかも本体と覆いは直接触れなくても成立する、という比喩が二人にとても似合っています。
何より秋瓢から「外食しねぇ?」と誘い、果てには合作の合同PNにしようとまで言い出すのが可愛いです。散々「名前が欲しい」と悩んだ末に、「名前のいらない関係で居続ける」ことへ落ち着く余韻も素敵でした。
作者からの返信
板野さま、今回もありがとうございます。
以前から和陽側が秋瓢の仄暗さ(冷静さ)を受けている、という表現は重ねてきましたが反対に、秋瓢も「クズなおれ」を肯定できた、治らなくても赦されると理解しつつある中で和陽の裏表のなさに当てられてきているのではないかと思います。目に涙を浮かべるシーンを多めにしているのはそのためです。泣く隙ができているんですね。
おそらく板野さまが感じ取ってくださった「可愛さ」も和陽に出会わなければ出てこなかったんじゃないでしょうか。
2人は根源的には似た者同士だったから入れ替わりそうなほどに影響を受け合っています。だから今の「すき」の形が変わるのを無意識下で望んでいないのだと思います。
改めてお読みくださり、ありがとうございました。
第9話 ブラックライトへの応援コメント
今回はずっと秋瓢を「光」の側から照らしてきた和陽が、実は秋瓢という「ブラックライト」によって初めて自分自身の見えなかった部分を照らされていた、と気づく反転がとても綺麗でした。「あいつが浮かんで、オレが沈んで。奇跡的に同じところを見据えてる」という言葉にも、二人が一方的に救う/救われる関係ではなくなったことがよく表れています。
そして、ついに「すっげぇ重いlike」の中身を本人へ開示する場面がいいですね。「手に余るかどうかはおれが決める、“おれに”付き合え」と、かつて和陽から教わったIメッセージを今度は秋瓢が返して受け止めるのが、ここまでの二人の積み重ねを感じさせました。
作者からの返信
板野さま、今回もありがとうございます。僕自身も書いていて和陽ばっかりがヒーローなのも少し味気ないなと思って、陽も特別な環境以外は翳ることもあるし、秋はいずれまた別の秋に戻る。でも和陽は秋瓢がいるということを「信じられていれば」以前の秋瓢の様には堕ちきらない。逆もまた然りかなと。最後の「君のありのままをいつでもみていたい」「それで気がすむなら」が2人の関係の関係性のひとつの「リアリティライン」なのかなと思います。
改めまして、ありがとうございました。
第8話 命日、および、誕生日への応援コメント
これは第7話の「名前を名乗れない」という秋瓢の苦しみに、母・美香が真正面から答える回でしたね。「あなたを殺そうとする燈沓秋瓢は赦さない。でも仕方ないから愛してあげる」という理屈で、秋瓢の自己分裂そのものに付き合ってしまう母の愛し方が実に鮮やかでした。
そして、まさか『迂闊』を美香が読んでいたとは……! 息子と同じく言葉を操る人だからこそ成立する一芝居を経て、「命日」と「2度目の誕生日」を同じ9月22日に重ねる結びがとても綺麗です。
作者からの返信
板野さま、本日もありがとうございます。多分美香さんは、悠真くん(パパ)の気の弱さも、自分の弱さを隠さない清純さもわかっていたので、秋瓢が気を揉みやすい性格になり得ることは理解していたはずなのですが、まさか、それを本心だけを言いながらも弱みを『ひた隠す』、『強がる』とは思ってもみなかったんでしょうね。どちらかだけに似るということこそほぼあり得ないのに。
それを第三者である和陽に晒されて、20歳という「私の知る成人」の誕生日を皮切りに「息子」としてだけでなく「燈沓秋瓢」一個人として愛そうと思いを新たにできたんだと思います。
『迂闊』の件については少しばかしバズってしまったのと、学祭としてのバリューがあるので、自然と耳に…という感じです笑
改めまして、ありがとうございました。
第7話 我が何某におもうことへの応援コメント
今回は「名前」という、逃げようのないほど自分に結びついたものを通して、二人の自己認識がくっきり見えてくる回でした。和陽の「和やかな陽射し」という由来が今の彼そのものだと秋瓢に言われて、亡き祖父へ「心配せんで大丈夫だってさ」と返すところが、とてもあたたかいですね。
一方で秋瓢は、自分の名前に込められた母の願いを知っているからこそ、それを「名乗れない」とまで感じているのが胸に残りました。最後の「瓢のなる蔦は、かれて、手折れたままでも、いいですか?」は、母への問いであると同時に、自分自身へ許しを求めているようにも響きます。
作者からの返信
板野さま、引き続きお読みいただきありがとうございます。2人とも根幹では「名づけに能うように生きたい」という似通ったところがあって秋瓢は和陽を成功例、自らを失敗例と感じているので、今までのように「名前を名乗れない」(燈沓秋瓢ではない)と別の一個人として捉えているというのをはっきりさせたかったのも意図でした。
そこを少しでも感じ取っていただけたようで幸いです。ありがとうございました。
第6話 それが俺らの呼吸法(うたいかた)への応援コメント
復学後の秋瓢が、「治った」のではなく「病んだまま」笑ったり、人前に立ったりできるようになっているのがとても良かったです。「決死」ではなく「決生の覚悟」で『迂闊』を書くという表現にも、今の彼らしい生への向き合い方が詰まっていました。
そして和陽から教わった“呼吸”をして舞台へ出て、自分の言葉を自分の声で世間に放つところが格好いいですね。最後にカラオケで秋瓢自身も一曲歌うのが、題名の「俺らの呼吸法(うたいかた)」へ静かに帰ってくるようで好きでした。
作者からの返信
板野様、続いてありがとうございます。
秋瓢は、自分の不安定な生き方から脱するために消えようとしていた節があったように思うのですが和陽と出会って単純に「生きていていいのではないか」と思ったと言うよりかは、気持ちが死ぬような行動をとっても必ず生き返らせてくれる人がいる、「彼=病む前の秋瓢」に戻れなくても許してくれる場所があったと気付いたんだと思います。そこからの(一回)「死んで(行って)くる」だったんだと思います。
重ねてになりますがお読みいただきありがとうございました!
第5話 にんげんさんかへの応援コメント
今回は題そのものの「にんげんさんか」が、和陽の「讃歌」と秋瓢の「惨禍」に真っ二つに割れて、それでも最後には同じ場所へ戻ってくる構成がとても鮮やかでした。二人が別々の部屋で、ほとんど同じタイミングに「申し訳なかった」と思い、さらに「もういちど、大事にしたい友達になりたい」まで重なるところには、ここまで積み重ねてきた関係の深さがよく出ています。
そして最後、棄書が【立消え備忘録】に変わるのが実にいいですね。消すための記録だったものに「楽しかったことも書ける」余白が生まれて、作品タイトルそのものが二人の関係から立ち上がってくる瞬間でした。
作者からの返信
板野さん、ここまでお読みいただきありがとうございます。
前話でも書かせていただきましたが、今回和陽が言っていたように思考回路が筆をとった時に「寄ってって」たので、なぜ気分を害していると捉えたのかを薄々ながらも感じ取ることができている、というつもりで書いていました。反対に秋瓢は「君みたいになりたい」と素直に思えるまでに救われている。だから止めに来てくれると「判っていた」、好きになりたかったから離れたかったんだと思います。まぁ、秋瓢に関しては、自覚なしでラブレターみたいに相手の名前組み込んでますがw
とにかく、秋瓢視点での和陽を冥土への介添人のままにしたくないなぁと思いながら書いていたら、いつのまにか、触ってしまった当人が触ってことを収めるという綺麗な形になっていました。
重ねてになりますが、読んでいただいた上に丁寧に感想をいただきありがとうございました!
第4話 かわながめへの応援コメント
冒頭の夢からずっと「死」と「書くこと」が絡み合っていて、その不穏さが最後の花火で少しだけほどける構成がとても好きです。特に和陽の返歌、「例へ逢瀬が、彼岸なりしも」に、彼の危ういほど強い情愛がよく滲んでいました。
その一方で、秋瓢が自分から花火を見に外へ出て、写真まで残しているのが静かに嬉しいですね。最後の「どうせなら、ツーショでもよかったかなぁ」は、この回でいちばん柔らかな変化に感じました。
作者からの返信
板野さん、ありがとうございます。
ここでは、秋瓢のキャッチフレーズを考えた時に、「かわながめ」というのが降ってきてそのまま短歌に仕立てたというかたちです。
今までの「燈沓秋瓢」に戻ろうとしていた秋瓢が和陽に救われて、「病んだまま」で歩いて行ってもいいんじゃないかと思いはじめている反面、和彦は秋瓢の脆さに当てられて、ちょっと危なくなってくる…というのも面白いかなと思って書き上げました。
第3話 射倖心(しあわせ)とアイスへの応援コメント
今回は「射倖心」と書いて「しあわせ」と読ませる題が、そのまま二人の今の生き方に重なっているのがとても印象的でした。ガチャやアイスみたいな、すぐ消えてしまう小さな喜びを否定せず、「その時の俺が幸せな方を取りたい」と言う和陽の言葉が、秋瓢にとっての救いとしてちゃんと届いているのがいいですね。
そして最後の「恋愛っつー意味ではちげぇけど、ある意味ではー、そうかもね」が実にこの二人らしいです。友情と呼ぶには重く、恋愛とも違う和陽の情愛が、少しずつ輪郭を持ってきた感じがしました。
作者からの返信
板野さん
ありがとうございます。
そうなんです、僕自身もこの話から2人のことを解ってきた気がしたので、なるほどそうくるかと、和陽には思わされました。たぶんあんまり考えなくても筆が動くようになったのはそのおかげですね笑
第2話 鬱屈としたものへの応援コメント
前話とほぼ同じ朝のやり取りを、今度は秋瓢側から見せる構成がいいですね。和陽には何気ない「一安心」や「おはようって言える毎日」が、秋瓢には眩しすぎるほど深く刺さっていて、「消えづらくなっちゃうじゃんか」に込められた嬉しさと苦しさが胸に残りました。
そして両親を単純に憎むのではなく、愛されていたことを認めながら、それでも「青信号しか写さなくなった信号機」が自分の頭に移ってしまったと語るところが印象的です。最後に密かに「ともだち」と呼べる日を願っているのが、とても切ないながら温かい余韻でした。
作者からの返信
板野様、続けてありがとうございます。
前話までは自己紹介パートのつもりで書いていたので、その秋瓢版という形ですね。両親から、秋瓢からの愛を現象として理解してしまうこと、それを素直に返せない自分に秋瓢は日々苛立っているんだと思います。ともだち がひらがななのも「友達」と(漢字がつくほどに)呼んでもいいかあぐねているつもりで書いたので、感じ取っていただいて幸いです。
第1話 棄書(きしょ)への応援コメント
「棄書」というものが単なる危うさの象徴ではなく、秋瓢が自分自身を別人のように憎み続けてきた、その感情を封じ込める器だったというのが強烈ですね。高校時代の「じゃあさ…中に入ってるもん全部からにしてみよーぜ!」から、現在の「お前におはようって言える毎日がオレは幸せです!」へ繋がる和陽の姿勢がとても好きです。
重いものを抱えた二人なのに、最後には「CM明けに死んでほしいの…?w」「欲しくない!」なんてやり取りができる――この軽口そのものが、二人が積み重ねてきた時間を感じさせて印象的でした。
作者からの返信
板野様
まずは拙作をお読みいただきありがとうございます。秋瓢としては多分、あの中に書いてあることは、自分を他人として見えるほど恨んでいるなんて「語ってはいけないとわかっていた」から"書いて置く"しかなかった。
でも無作法な和陽にその瓢の栓を開けられて、終いには空にしろと言われて…お節介なほどに無秩序な光だとわかっていても、和陽は救いたいし、秋瓢はそこまでしてくれる人に向き合ってみたくなったんじゃないでしょうかね…
長くなりましたが、改めてお読みいただきありがとうございました。
第4話 かわながめへの応援コメント
独特の言葉選びと少し息苦しいくらいの内面描写が印象に残りました。
重たい雰囲気の中にも会話にはちゃんと軽さがあって、その温度差がすごく自然です。
比喩や言葉遊びも作品の空気に馴染んでいて、文章そのものにかなり個性があるなと思いました。
全体的に静かで鬱屈としているのに、不思議と冷たすぎない雰囲気が好きです。
作者からの返信
鷺沼さま、早速拙作をお読みいただきありがとうございます。
本格的に筆をとり始めてから日が浅いので温かい言葉をいただけて嬉しいです。
是非またお時間のある時にお立ち寄りいただき、秋瓢と和陽の関係が、または内面が、どう変わっていくのかを僕と一緒に見守ってあげていただけたら幸いです。
第21話 エゴと偽善の境目でへの応援コメント
なんと、涼喜が偶然助けた青年と、今度は大学の教室で再会するとは……! 命を救ったことが相手にとっても幸せだったのか、簡単には割り切れない涼喜の葛藤が印象的でした。
特に「泣けるなら泣いて? 僕も手伝うから」という言葉が、公遙にとって亡き兄の優しさと重なる場面には胸を打たれました。前回、二人の先輩を見て新しい友情に踏み出そうとしていた涼喜が、今度は自分自身の言葉で誰かに手を差し伸べる。そして最後には「友達と遊んでました!」とはっきり言えるようになるのが、何とも嬉しいですね。
作者からの返信
板野様
最新話までお読みいただきありがとうございます。
今回は、涼喜にとっての1話のオマージュのつもりで書いていました。
自死を止めるのではなく、もうその最中だった。でも結果的に自分の価値観で断行し、助けてしまった。秋瓢たちの過去を聞いているはずなので、その怪我が不慮なのか、思い詰めてのことなのかどちらかによって自分の行為の善悪は変わる、だから和陽がやってきたように後始末はちゃんとする、その過程で知らずのうちに相手の欲しい言葉を挙げてしまう。それで間違わなかったのは僕の前を走ってくれた人がいたから。という繋がりです。でも受け止めるのではなく、手伝う(同じ行動をとる)、というのが秋瓢たちとは違うところかなと思います
公遙も継続的に思い詰めてるわけではないので、突発的に思い立った形ですが、その公開ごと「泣けるなら泣いて」と背中を押してくれたことで、心を許し始めてるのかと思います。
お読みくださり、本当にありがとうございました!