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旅の途中の言い伝え。

旅の途中の言い伝え。

柊野有@ひいらぎ

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★56
19人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 彩津夜まお
    382件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

     じゃり、じゃり。

    このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(104文字)

    • 2026年9月1日 09:03
  • 小野塚 
    2227件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    星跨ぎの旅路にて

    何とも静謐な、それでいて美しい闇が
    其処彼処に揺れては戦慄いている。
     恰も童話の様な、民話の様な…天と地との
    旧い神話。禁忌に触れた、否
    敢えて触れなくても それ は。

     民俗学のフィールドワークの旅へと出た
    主人公は、と或る村で 子供の作文 の様な
    禁忌を拾う。

     星が横に並んで一つの線になる時
    地面の下から 迷った人 たちが出て来る

     という。

         黒い影と玉砂利を踏む音。

     明かりを求めて徘徊する。

    その影を見た者は、迷った人と同様に、又
    地面の下へと還って行くのだ、と。
    だから灯りをつけてはならないのだ、と。


    美しい童話の様な世界から、恐ろしさが
    顔を覗かせる。闇の中から鉤爪を伸ばす。


      「どうして…!」

    それは耳元で、此岸と彼岸との間に、
    いつまでも響き渡る。



    • 2026年8月31日 22:25