これは「銀河鉄道の夜」「銀河鉄道999」に続く、いわゆる「銀河鉄道」三部作の最新作です。
午前零時の0番線、29歳の女性・凛が迷い込んだ不思議な駅。謎の車掌は言います。「この列車は、あなたが人生で一番戻りたい日へ向かいます」そして、こう続けます。「過去に戻るには、代償を伴います」
でも凛には戻りたい日などありません。でも列車は凛の過去へと向かい、凛は失った記憶を取り戻していきます。果たして過去に何があったのか。本人にも思い出せない過去とは、つらい思い出なのか、一生思い出したくない過去なのか。ミステリアスに進行する物語の果てに待ち構えている真実とは?
まだ連載中なので、私もまだ真実を知りません。20話で、かなり浮かび上がって来たところです。香月先生のことなので、最後に持って行かれる場所は、きっとハンカチが5枚くらい必要なところだと思います。
さあ、皆さんも乗り遅れないで。秘密の過去へさかのぼる旅、凛と車掌さんと一緒に出掛けましょう。
午前零時、存在しないはずの0番線。
黒い列車に謎めいた車掌、「人生で一番戻りたい日」へ向かうという行き先。
ちょっと怖い話が始まりそうなのに、読み進めると怖さより切なさの方がじわじわ強くなってきます。
過去に戻れるなら何を変えたい?という話はよくありますが、この作品は「やり直したい」と「もう一度会いたい」は同じじゃない。その違いがすごく効いています。
凛自身にも抜け落ちているものがあって、読みながら「何を忘れてるんだろう?」と気になる。でも謎解きだけで引っ張る感じではなく、夜の駅や列車の静かな空気の中で少しずつ記憶に触れていく感じがいいです。
派手なタイムリープものではなく、過去に置いてきたものともう一度向き合うための物語。
夜中に静かに読みたくなる、ちょっと不思議で切ない現代ファンタジー。
午前零時にだけ現れる、存在しない0番線。
そこから出る黒い列車は、乗客を「人生で一番戻りたい日」へ連れていく。
不気味で謎めいた始まりに引き込まれますが、読み進めるうちに、この物語が描いているのは単なるタイムリープではないと気づかされます。
過去に戻りたい理由は、人生をやり直したいからとは限らない。
ただ、もう一度だけ会いたい人がいる。
そんな切ない想いが重なり、不思議な列車の旅が少しずつ優しい物語へ変わっていきます。
**凛が忘れているものは何なのか。0番線の先で何を思い出すのか。謎と切なさが静かに胸に残る現代ファンタジーです。**
4話目まで読了しました。
読み始めて、いや、読んですぐ思ったのが、「なんだこのワクワク感は」ということです。
午前零時にだけ現れる0番線という設定からして、もう何かが起こりそうな予感しかしません。
そして、そこから登場する黒い列車や謎めいた車掌、「戻りたい日」という言葉……。一つ一つの要素が気になって、読み進める手が止まりませんでした。
そして何より、香月先生らしからぬ(?)平穏ではないドキドキ感があります☺️
「この先、一体どうなってしまうんだ?」という不安と期待が同時に押し寄せてくる感じが、とても面白いです。
物語の中に散りばめられた謎も、まだ全部が明かされているわけではないからこそ、「あれはどういう意味なんだろう」「この人物は何者なんだろう」と、読みながらいろいろ想像してしまいます。
4話目まで読んだところですが、ここで終わると余計に続きが気になってしまう……! 読みながらも後を知りたくなる作品です。
この先、どんな展開が待っているのか。 ワクワクしながら続きを追いかけたいと思います。
午前零時に現れる、存在しないはずの「0番線」。
そこから始まる、少し不思議でどこか切ない物語です。
【静かな雰囲気】
文章がすっと入ってきて読みやすく、情景も丁寧。
怖さがあってもおかしくない世界なのに、なぜかそれ以上に切なさを感じる空気が好きです。
【これからが気になる】
凛を知っている車掌に、忘れているらしい誰かの記憶。
まだ分からないことだらけですが、物語全体の静かな雰囲気もあって、少しずつ見えてくるたびに「これはどう繋がるんだろう」と気になってきます。
まだ始まったばかりだからこそ、この先どんな物語になっていくのか。期待しながら追いかけたい作品です。