罪魁は何処に 下への応援コメント
読了いたしました。
やはりサンソンがモデルでしたか…
ギロチンは、それまで使われていた「斧」よりはずっと「優しい」処刑道具であると聞きましたが…
日本にも「山田浅右衛門家」という処刑人の家系(養子が多かったようですが)があったようですが、彼らも何を考えていたのだろうと思いを馳せました。
作者からの返信
おはようございます、小海倫様。
時代背景を深く考慮して下さる素敵なコメントと、またご評価をありがとうございます。
色々と細かい点は脚色しましたが、物語自体は現在伝わっているシャルル・アンリ・サンソンのお話から着想を得ました。シャルティエは彼の孫であるアンリ・クレマン・サンソンがモデルです。
マリア・コーデリアはマリー・アントワネットとシャルロット・コルデーを、ジャン・バティスト・デュワロはデュ・バリー夫人をモデルとしています。
『苦しみを長引かせないため』という宗教的観念もあり、ギロチンが開発されたというお話を読みましたが、宗教観の違いや時代背景の違いなど、現代を生きる私達としてはどちらが良かったのかと判断することは難しいですよね…
日本史は浅学で大変恐縮です。
山田浅右衛門家もサンソン家同様代々、その名と処刑人としての立場を継ぐものと耳にしたことがあります。
日本史に造詣の深い小海様ならではの観点だなと、大変勉強になりました。
参考文献として上げた本は、シャルル・アンリ・サンソンの孫であるクレマンが執筆したものとされています。
彼自身処刑人を務めたこともあり、より彼等の境遇や当時のフランスに起こっていたことを考えさせられる文献でした。
著書を読んだ時受けた衝撃というのでしょうか、そういったものを少しでも拙作で表現できていましたらと思います。
短編としては少し長めの作品ではありましたが、改めまして拙作をお読み頂きありがとうございます。
罪魁は何処に 下への応援コメント
ならば私が振るった刃に、罪はない。そのはずだ。だが――切り刃であったオーロールは消えてしまった。
↑
迷わなくていいであります('ω')真っすぐであります('ω')
作者からの返信
こちらにもコメント頂き、誠にありがとうございます。
『少女』オーロールとシャルティエのやり取り、個人的にとても気に入っております。
いくら『自分は道具である』と言い聞かせていても、シャルティエとしてはどこかで『それで良いのか』という感情があったのかもしれません。
この物語はこれで完結となりますが、結局シャルティエは『罪魁は何処に』という問いへの答えは見出だせませんでした。
逆に、この問いに対して答えを出せる人というのは、誰もいないのかもしれませんね。
一話あたりが大分長い作品でしたが、ここまでお読み頂きありがとうございます!
罪魁は何処に 上への応援コメント
新作でありますなー(#^.^#)
「……所詮は臆病者だと、嗤えば良い。義務だ何だと最もらしいことを言っておきながら、この体たらくだ」
↑
臆病が何だであります('ω')それは生き延びるのに強いのであります('ω')
作者からの返信
こんばんは、ユーディ様。
拙作をお読み頂き、誠にありがとうございます。
久し振りに短編を書いてみました。
作品の題材としては『楽しく執筆した』と表現するのもどうかとは思うのですが、初めての(なんちゃって)歴史小説、大変筆がのりました。
『少女』に対して義務だ何だと言っていた手前、シャルティエとしては弱い一面をみせることに気不味さがあったのかもしれません。
シャルティエと『少女』の物語、ぜひお楽しみ頂けていましたら嬉しいです。
罪魁は何処に 下への応援コメント
お邪魔しています。
深いお話でしたね。……処刑を実際に行う人は、その残酷さに耐えられなくなり、実際に命を絶つ『刃』を擬人化して、すべてをその『刃』に委ねたのではないか。だから、実際に処刑を取り行っても、実際に手を下したのは『自分じゃない』と言い聞かせることで、かろうじて自分を保っていたのか。
そんなことを考えながら読みました。
きっと戦争なんかも、実際に戦争を決定した人物は、実際の戦闘は自分がやっているわけじゃない、相手国との交渉手段なんだと言い訳してるんじゃないかと思います。そんな言い訳をしないと、実際に戦争なんかをやる理由がありませんもんね。
作者からの返信
こんばんは、根九里尾様。
コメント頂き、また拙作をご評価頂きありがとうございます。
根様の深いお言葉に、大変考えさせられました。
参考にしました文献『サンソン家回顧録』は、フランスで実在した処刑人の一族サンソン家のお話です。
著者はルイ16世やマリー・アントワネットを処刑した処刑人シャルル・アンリ・サンソンの孫、アンリ・クレマン・サンソンです。
その中には祖父にあたるシャルルの日記なども収録されていて、処刑人としての苦悩や、自身の信仰との間で揺れる彼の心情なども事細かに記されています。
そんな『サンソン家回顧録』を読んだ時の衝撃といいますか、そういったものを少しでも表現できていたらと思います。
ここでは処刑人のお話でしたが『罪魁は何処に』という問いは、根様の仰る戦争であったり、案外多くのもの、身近なものにも当てはまることがあるのかなと、私自身も執筆していて感じました。
個人的にはとても気に入っている物語となったので、色々と考察頂けて大変嬉しいです。
改めまして、拙作をお読み頂きありがとうございます。