教室では周囲に合わせて疲れてしまう湊と、きれいすぎるために距離を置かれてきた瑠愛。そんな二人が空き教室で静かに過ごす時間は、恋愛だけでなく「やっと息ができる居場所」を見つける物語にもなっています。雨の日のひざ掛けや不器用な折り紙、手作りのお弁当など、小さな出来事を重ねながら距離が縮まっていくのが微笑ましいです。名字から名前で呼び合うまでの変化にも重みがあり、二人の放課後をこれからも見守りたくなりました。