その記者は、起こった事実をありのまま、紙の上に載せる。たとえ大きな力が働こうとも。小さな抵抗であったとしても。事実は確かにそこにあって、投げ込まれた小石は民衆に波紋を広げる。陣球——異世界の厳しいスポーツの世界を、日本の記者が書き記し、残すのだ。