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落としものは帰れない

落としものは帰れない

井桁ライク

おすすめレビュー

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★★★
★12
4人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 強炭酸
    242件の
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    ★★★ Excellent!!!

    拾われた人と、拾う人。けれど本当に帰れないのは誰なのか

    記憶を失い、「拾得物」として保管された主人公・マシロ。
    彼を拾ったのは、拾得物保管室の室長だった。

    奇妙な「間」を巡りながら、自分の持ち物や記憶、そして人との縁を少しずつ拾い直していくマシロ。

    一方で、何でも知っていそうな室長にもまた、帰れない理由がある。

    誰かを探すこと。
    誰かに探してもらうこと。
    縁を繋ぐこと。
    そして、ときには縁を切ること。

    「落としもの」という日常的なモチーフを使いながら、喪失や執着、居場所を描いていく世界観が秀逸。

    怪異ものとして先が気になるのはもちろん、話が進むほど、マシロと室長――二人の「帰る場所」がどうなるのかが気になってきます。

    『落としものは帰れない』というタイトルを、読み進めるほど何度も振り返りたくなる物語です。

    あと、コーギー好きの人にも刺さると思います。
    コーギーのリク先輩の描写に、ぜひ癒されてください。

    • 2026年8月31日 22:43