ある日、学校からの帰り道で。
ふと気付いてしまった 髪の長い女 の姿。
但し、血に塗れた大小様々な腕が、十本も
生えている。
昔から、こういうモノは
視えていた。
こういうモノには関わらない様に。それは
非力な彼の唯一の 防衛手段 だったが。
運悪く気付かれた彼の背後に伸びる
血まみれの腕。
だが、それを 軽トラ が颯爽と轢き逃げて
風の様に去って行く。
一見コミカルな話に見えるかも知れないが
怖い場面は心底怖い。
但し、この軽トラを運転していたオッサンに
かかれば完全に怪異を物理で否して行く。
高校生の少年と初老の何でも屋がバディを
組んで、視える者とヤれる者の最恐コンビに
幽霊、呪い、怪異はコテンパンに伸される。
だがしかし ───
ドキドキハラハラと爽快さ。
そして、何某かの不穏さを引き摺って
『何でも屋 ハコスカ』は征く…。