男が十人に一人しか生まれない世界で、王家の男児として生まれた扶蘇。単純な歴史改変ものではなく、同じ人物が違う世界なら、歴史はどう動くのかという興味を持たせてくれます。男女比九対一という世界設定も、単なる逆転要素ではなく、人物の価値観や政治へきちんと影響しており、史実を知る主人公が、この世界独自の歴史にどう対応するのか、期待させる序盤です。
始皇帝をはじめほとんどが女性という世界は、とてもユニークで大胆な設定です。読み進めるのが楽しみな作品です。
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