編集部に届く「ちょっとおかしな話」を、取材記録として淡々と綴るモキュメンタリー形式。井戸から這い出る作業員、なぜか全員が右折したがる渋滞道路、消える廃油缶……日常の隙間にのぞく違和感に、気づけばページをめくる手が止まりません。派手な演出に頼らず、証言や記録の静けさだけで背筋を冷やす文章表現が見事で、「本当にありそう」と思わせる説得力に引き込まれました。ゾクッとしたい夜、都市伝説や怖い話が好きな方、考察しながら読みたい方にオススメです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(203文字)