第2話 お家デート
ピーンポン
「お邪魔します〜。」
そこにはいつものロングヘアをポニーテールにして、横顔まで持っていかれて無数のピアスが目立ち輝いている彼女がいた。
片手にはコンビニのビニール袋に、スクールバッグ。
「いらっしゃい!」
「先輩、何買ってきたんですか?」
「ジュースだよ〜。」
ユウコは袋を漁りながら淡々と話す。
すると……
「あれ……。」
「どうしたんですか?」
「ジュース1つしか買ってなかった……。」
「えっ……私買いに行きましょうか?」
そう言って私が立ち上がると、先輩は服の裾を引っ張って口を開いた。
「待って……」
「……これ、二人で飲も?」
だら〜〜……
「リコちゃん鼻血鼻血!」
(待って……二人で飲もってことは、同じのを二人で……そそそそれってか、関節キ……。)
ぱち
目が覚めると見慣れた天井があった
「大丈夫?」
「えっ!?」
(先輩が膝枕……してたのかぁ……。私、良い意味で先輩に振り回されすぎッ!)
ドキドキと鳴り止まない鼓動。
すると先輩が落ちてきた私の横顔を耳にかけ、
「ふふ、耳まで真っ赤だねぇ……。」
「ッ……〜!!」
「あれ、もしかして図星?笑」
くすくすと、笑いながら彼女は言う。
湿った空気の一室で、私と君で二人きり。
まるで、時が止まったように_。
秒針の代わりに、私の鼓動がする
トンッ……と、私は先輩の手首を掴み手を壁につけた
「先輩……あんま、私の事ナメないでください!」
「私だってこれくらいは……。えっ」
先輩は手を振りほどき両手首を掴んだ
「リコちゃんも割と積極的なんだねぇ」
「でも、あんまり私の事もナメチャダメよ?」
やっぱり……私の彼女はメロすぎる!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます