派手な災害やAIとの対立を描きながら本当に描かれているのは「英雄であり続ける小鳥遊天」と、そんな彼を見守る仲間たちの物語だと感じました。特に西園寺蓮の視点が魅力的で冷静な頭脳派でありながら生徒や友人を何より大切にしていることが伝わってきます。学校崩壊からの脱出劇は緊張感があり、天・虎・翔たちとの再会には胸が熱くなりました。十年前の事件の因縁と新たなAI災害がどう繋がるのか? 続きを追いたくなるSF群像劇です。