AIを使った創作について、便利な使い方よりも「長く使い続けるとどこで困るのか」が具体的に書かれているのが面白かったです。設定の混線、キャラクターの単純化、人物関係の距離、改善しすぎる問題、複数案や読者コメントの扱いなど、自分にもかなり身に覚えがありました。
中には自分の使用感とは違う部分もありましたが、それも含めて「自分はAIとどう付き合っているのか」を考えながら読めました。特に人物関係をラベルではなく履歴として見るという話は、自分の設定管理を見直すきっかけにもなりました。
結局、AIを使えば作者の仕事がなくなるのではなく、何を任せ、何を採用し、何をあえて変えないかを決める仕事がより重要になる。実際に何百話もAIと書いてきた人の試行錯誤として、とても参考になる創作論でした。