自分自身、この夏初めて短歌というものを詠んでみて思ったのは、それがどれほど物語めいていたとしても、その根幹に必ず「自分」がにじみ出てしまうのが短歌である、ということですだからこそ、本短歌集のキャッチコピーは「理由の一つ」なのでしょうすべてではないすべては語れないしかし、たしかにそのうちの「一つ」まちがいなく、「自分」から出た真実の「一つ」が、これらの歌なのだと思います平易なことばで、淡々と描き出される痛切な歌10首ぜひ触れてみてください
親がいて 自分がいる不甲斐ないと 自分を責めているのは実は、自分自信親は 我が子が生きていてくれればもう それだけでいい。産まれてくれてちゃんと成長してくれて嫁さんをもらって生きている。親に我が子の葬式を挙げさせない何よりの親孝行です。親を想う、その切なる想いに私も、生ある親をもっと大切にしようと思いました。素直な気持ちのいい 短歌です。