第2話、旅に出る条件
〇理髪店(昼)
鏡と革製の椅子、磨かれた刃物が並ぶ棚。窓辺には花瓶。
N「翌朝――」
ベルのついた扉が開き、緊張した表情のジュキが入ってくる。
(SE:カラン)
出迎えたのは、ジュキの父と同じくらい背の高い理髪師。肩幅の広い体に、フリルのついた服。指先まで神経の行き届いた優雅な手つき。
理髪師
「あらぁ、ジュキちゃんじゃないのぉ。昨日の歌、アタシ感動しちゃったぁ」
ジュキ、鏡の前の椅子に座る。決意した表情で
「髪、短くして欲しいんです」
理髪師、ジュキの銀髪に触れる。
「どれくらい切るぅ? ボブくらいかしらぁ?」
ジュキ、鏡の中の理髪師をまっすぐ見て、
「男らしい髪型にしてほしいんです」
理髪師の笑みが消える。真剣な、心配そうな表情で
「……ご両親に許可もらった?」
ジュキ、ふくれっ面で目をそらす。
理髪師、腰をかがめ、椅子の背に両手を置いて、鏡越しにジュキと目を合わせる。
「アナタが髪を伸ばしているのは体調のためなんでしょう?」
ジュキ
「病魔っていう悪い妖精は小さな男の子を狙うんだっけ? だから女の子の格好をさせるなんて時代遅れの迷信だろ?」
口をつぐむ理髪師にたたみかける。
「オネエさん、昨日教会にいたなら、イーヴォが俺になんて言ったか聞いてたでしょ」
理髪師、ハッとして口元を押さえる。
【アップ】
鏡に映った理髪師の瞳から、透明な雫がこぼれ落ちる。
ジュキ、ぎょっとする。
「えっ、なんで泣いて――」
理髪師、大きな手で目元を押さえる。
「アタシも同じ経験をしてきたから」
ジュキ
「オネエさんも体が弱かったの!?」
そうは見えないので驚いている。
理髪師、長いつけまつ毛を伏せて
「子供の頃からロングヘアに憧れてたのに、いつも刈り上げられて」
ジュキ
(それはむしろ逆なんじゃあ……)
理髪師、小さく鼻をすすって
「鏡に映る自分が嫌いだった」
鏡越しに、優しい瞳でジュキを見る。
「心のままの姿で生きたかった。ジュキちゃんも同じよね」
理髪師、にっこりとほほ笑み、うしろの棚から刃物を一つ手に取る。
「どんなに美しい髪でも、アナタを幸せにしないのなら意味がないわ!」
ジュキ、理解されたことに驚いて、鏡越しに理髪師を見つめる。
〇散髪シーン
刃が蝶のごとく舞い、白銀の糸が細い雨のように降りそそぐ。
石の床に、銀髪の束が音もなく積もっていく。
理髪師、水魔法のシャワーで流し、風魔法で乾かす。
理髪師
「完成よっ」
ジュキ、恐る恐る鏡をのぞき見る。
【大ゴマ】
鏡に映るのは、癖っ毛をウルフカットにした美少年。
子猫のようなつり目には力がある。
ジュキ
「……これが、俺?」
理髪師、ジュキの両肩に手を置いて、
「う~ん、いいオトコ!」
〇村の坂道(夕方)
石畳の坂道をジュキが登ってくる。
短くなった髪をさわりながら
(父さんと母さんになんて言おう)
〇アルジェント家・玄関(夕方)
ジュキの母親が、家の扉前に並んだ植木鉢に水魔法で水をやっている。
母はセイレーン族なので、魚のヒレのような耳をしている。
(SE:ザッ)
ジュキの足音に、振り返る母。
「ジュキちゃん、おかえり――」
目を丸くする。
「まあ……!」
ジュキ、身をすくめる。
母、坂道まで出てきて、ジュキをぎゅっと抱きしめる。
「ごめんね。気付いてあげられなくて」
ジュキ、驚いた表情。
「え……」
母、息子の頬を撫でつつ
「最近、全然お熱出してないもんね」
にっこりと笑う。
「髪、とっても似合ってる」
〇アルジェント家・食堂(夜)
暖炉のある狭い食堂。
父が指を鳴らすと、暖炉の薪にぽっと火が灯る。
(SE:ボッ)
母は調理中。
古い木のテーブルをはさんでジュキと姉アンジェリカが座っている。
ジュキ、どこか思い詰めた表情で、頬杖をついている。
アンジェリカ、ナイフで野菜の皮をむきながら
「ジュキちゃん、ショートヘアもかわいいわ!」
父、振り返ってニヤッと笑う。
「おう、男前になったじゃねえか」
真剣な声で付け加える。
「でも体調管理には気をつけろよ。歌えなくなるぞ」
ジュキ、決心した表情で
「父さん――」
木のテーブルに両手をついて立ち上がる。
「俺、精霊王の神殿を探す旅に出たい」
アンジェリカ、ナイフを取り落としそうになる。
「ちょっとジュキちゃん!?」
猛然と身を乗り出す。
「危ないわ! 外は危険が一杯なのよ!?」
暖炉の脇に立ちあがった父、ガハハと大声で笑い出す。
「そうかそうか! 夢を追うなら、それがお前の人生だ」
ジュキ、期待に目を輝かせる。
「じゃあ――!」
父、片手を挙げて制する。
「ひとつだけ条件がある。魔法が使えないなら、剣の腕を磨くことだ」
ジュキ、拳を握りしめる。
「――やる!」
輝く瞳でマントルピースの上を見上げる。使い込まれた革の鞘に収められた父の剣が、壁に飾られている。
父、ジュキの視線に気づいて苦笑する。
「真剣を握れるようになるのは、何年も木刀で修行を積んでからだぞ」
〇アルジェント家・中庭(朝)
共同井戸のある石畳の中庭。周囲を四軒の家が囲み、頭上のロープに洗濯物がひるがえる。
父とジュキが向かい合って木刀を構えている。
N「翌朝――」
父
「まずは構え方からだ。もっと腰を入れて」
ジュキ
「こう?」
ジュキの腰が浮いている。
父
「ジュキ、お前は教会でよく通る声を響かせてるだろ」
自分の腹を軽く叩いて、
「高音を歌うときの体の使い方を、思い出してごらん」
ジュキ、目を閉じ、聖歌隊でソリストを務めるときを思い出す。
――すう、と息を吸い、重心が下りる。
父、満足そうにうなずく。
「いいぞ。そうやって重心をしっかり落として立つんだ」
ジュキ、自信に満ちた瞳でうなずく。
(声も剣もおなかで支えるんだ)
父、木刀を肩に担いで
「だがな、剣術をちゃんと学ぶなら、俺より適任がいる」
ジュキ
「えっ、父さんが教えてくれるんじゃないの?」
父、にやりと笑う。
「冒険者時代の仲間に声をかけてやる」
〇剣術道場・中庭(昼)
村はずれの道場。土を踏み固めた庭に、木刀の音が響いている。
父に連れられて入ってきたジュキ。
出迎えたのは、背の高い青い瞳の中年剣士。昨日の夜、聖堂で父と拳を突き合わせていた男だ。
剣術師匠と父が何やら話しているのを、ジュキは緊張した面持ちで見上げている。
やがて二人の話はまとまったらしい。
剣術師匠がジュキを見下ろす。
「親父さんから話は聞いたぜ」
ジュキ、ゴクリと喉を鳴らす。
剣術師匠
「うちじゃ毎年、門下試合をやってるんだ。ジュキ、お前が優勝したら――
そのときは、旅に出ていい」
ジュキ、息を呑む。
剣術師匠、父を振り返って、
「いいんだよな?」
父、親指を立てて
「頼んだぜ」
庭の隅で素振りをしていた門下生たちが振り返る。
その中に、大剣を担いだイーヴォと、取り巻きの少年たち(黒髪と金髪)がいる。
イーヴォ
「はぁ!? こいつが入門!?」
ゲラゲラと笑い出す。
「歌ってばかりのひ弱なチビに剣なんて持てねえよ!」
ジュキ、言い返すかわりに、まっすぐイーヴォを見上げてにらむ。
(今に見てろ。お前を破って俺は旅立つ!)
道場の隅にある井戸のうしろで、白猫が伸びをしている。
〇(六年間のモンタージュ)
・中庭で木刀を振るジュキ。汗が飛ぶ。
・夜、屋根裏部屋。ランプの下で吟遊詩人の詩集を書き写し、似た詩を並べて比べている。
「この詩も『はるか東、朝日と海とがとけあう場所』か。旅立つなら東の海だな」とつぶやいている。
・道場の庭。イーヴォに打ち込まれて転がるジュキ。
・冬至の精霊祭。花。実り。落ち葉。また次の春――
・背が伸び、屋根裏で頭をぶつけるようになるジュキ。
・精霊教会の聖歌隊席では、少年たちの中にただ一人、背の高くなったジュキが立ち、ソリストとして歌っている。
N「――六年が過ぎた」
〇剣術道場・中庭(早春・六年後)
庭に門下生が集まっている。
ジュキエーレ(16)。背は伸びたが、細身。木刀を握っている。
剣術師匠、庭の中央に立って門下生たちを見回す。
「今年の門下試合を始める」
ジュキ、木刀の柄を握りしめる。
(今年こそ優勝してやる!)
剣術師匠
「試合、始め!」
N「一回戦」
黒髪の少年と対峙するジュキ。
少年、打ち込んでくる。
ジュキ、半身になって受け流し、そのまま懐へ踏み込む。
(SE:バシッ)
黒髪の少年、腹を打たれて膝をつく。
剣術師匠
「ジュキエーレの勝ち!」
見物の門下生がざわめく。
「ジュキのやつ、いつのまに――」
N「二回戦」
背の高い金髪の青年と対峙するジュキ。
青年の間合いが遠く、まったく踏み込めない。
ジュキ
(届かない――)
ジュキ、木刀を構えたまま、そっと息を吸う。
【アップ】ジュキの唇。
ささやくように歌い出す。
ジュキ
「お眠りなさい、いとおしい子よ。
夜は大きな黒い布、あなたをやさしく包み込む」
庭の木の葉がさらさらと鳴り、風がジュキから青年のほうへ流れている。
ジュキ
「お休みなさい、大切な子よ。
朝にはまた陽の光が、あなたをやさしく包み込む」
金髪の青年、木刀を構えたまま立ち尽くしている。まぶたが落ちかけている。
ジュキ、地を蹴る。
(SE:ドンッ)
木刀を振り下ろす。
剣術師匠
「ジュキエーレの勝ち!」
青年、手の甲で目をこすっている。
「あれ? 僕は何を……?」
ジュキ
(悪ぃな、騙し討ちみてえなことしちまって)
N「いよいよ決戦――」
庭の中央で対峙する、ジュキとイーヴォ。
イーヴォは頭一つ分背が高く、筋肉質。
イーヴォ、木剣の切っ先をジュキに向け
「言っとくがな、変な歌で俺様を眠らせたら許さねえからな」
ジュキ、風の向きを確かめる。庭の落ち葉が、イーヴォからジュキのほうへ転がってくる。
ジュキ、深刻な表情で風を見極める。
(――俺が風下か。歌ってもイーヴォには届かない)
剣術師匠
「試合、始め!」
イーヴォ
「うおぉぉぉっ!」
叫んで突進してくる。
ジュキ、ぎりぎりまで引き付けてから左足を引き、紙一重でかわす。
イーヴォ、勢い余ってつんのめる。が、すぐに起き上がってジュキの木剣を受け止める。
(SE:ガッ)
イーヴォ、目を血走らせて押し込んでくる。
「俺様をなめるな! チビが!」
ジュキ、剣の交差点を軸に半回転して力を逃し、うしろへ抜ける。
ジュキ
(力比べに持ち込まれたら、勝ち目はない)
肩で息をしながら、ジュキは道場の庭を見回す。
井戸のうしろから、白猫がのっそりと姿を現す。
「みゃーお」
ジュキの背後の木へ飛び乗る。
【アップ】
ジュキの目が、白猫を捉える。
(風下にいるのは俺だけじゃない)
ジュキは背後の木に向かって、聖歌の替え歌をささやく。
「私をお守りくださいお猫様
私はあなたのために歌います
あなたのために祈ります」
ジュキ、苦笑
(神父様に聴かれたら怒られそうだ)
イーヴォ
「何ぶつぶつ言ってやがる!」
枝の上の白猫の瞳が、とろんとしている。
心ここにあらずのまま木から塀へ飛び移り、塀の上を歩いて、イーヴォの真横にたどり着く。
イーヴォ
「ん?」
(SE:ダッ)
【大ゴマ】
塀からダイブした白猫が、イーヴォの顔面に貼りつく。
イーヴォ
「うわっ、なんだ、前が見えねえ!」
ジュキ、地面を蹴ってイーヴォの目前まで走り込む。
ジュキ
「隙あり!」
(SE:ドゴッ)
木刀がイーヴォの腰を打つ。
イーヴォ、衝撃で木剣を手放す。
「ぐへぇ!」
剣術師匠
「ジュキエーレの勝ち!」
どよめく門下生たち。
ジュキ、こっそり拳を握りしめる。
「勝った……!」
白猫、我に返って地面に降り立ち、きょろきょろしている。
ジュキ、しゃがみこんで猫の小さな頭を撫でる。
「ありがとな、助けてくれて」
イーヴォ、地面に伏したまま、拳で土を叩く。
「お、俺様が……あんなやせっぽちのガキに……」
剣術師匠、イーヴォの木剣を拾って
「お前なあ、技術的には初手で負けてたぞ。体格に恵まれてるのは利点だが、少しは教えた技を使ってくれ」
イーヴォ、逃げ出す。
「くそーっ!」
〇道場の井戸(夕方)
ジュキ、井戸で汗を流している。
剣術師匠が近づいてきて、ジュキの頭に手のひらを乗せる。
剣術師匠
「ジュキ。旅の途中で魔物に襲われたときも、
ジュキ、飛び上がる。
「ふえっ……!? バレてた!?」
剣術師匠、ニッと笑う。
「俺が君の親父さんから頼まれたのは、命を守れる力をつけてやれってことさ」
塀の向こう、遠い海を見ながら、
「ま、それは達成したからな」
〇アルジェント家・食堂(夜)
暖炉の火。
扉を開けたジュキ、立ち止まる。
父が暖炉の前に腰を下ろし、鼻歌まじりに何かを布で拭いている。
壁から下ろされた、革の鞘の剣だ。
ジュキ
「父さん、それ……!?」
父、顔を上げてニカッと笑う。
「ジュキ、優勝したんだってな! さっき道場のガキが走って知らせに来たぞ」
剣を差し出す。刀身が輝く。
「旅のお供に、こいつを連れていけ」
ジュキ
「やったー!」
きらきらとした笑顔で手を伸ばすが、父は剣を引っ込める。
父、思い出したように、片手で頭を掻きながら
「あー、その前に旅の目的を訊いとくか」
ジュキ、怪訝そうに
「知ってるじゃん。精霊王に会って、魔法を使えるようにしてもらうんだよ!」
父、剣を膝に乗せたまま軽い調子で
「ジュキ。お前、なんで魔法を使えるようになりてぇんだ?」
ジュキ、面食らう。
「だ、だって―― 俺は竜人族だもん。使えないなんて変じゃん!」
父
「つまり、ほかのやつらと同じになりてぇだけか?」
言葉に詰まるジュキ。
「えぇ……?」
暖炉の火がパチパチと音を立てる。
父、剣を鞘に納めて立ち上がる。
「ま、いいさ。答えは歩きながら探せばいい」
剣をジュキに手渡す。
「――力には責任が伴う。それだけ覚えとけよ」
ジュキ、両手で受け止める。
六年間、見上げるだけだった剣が、今、自分の手の中にある。ずしりと重い。
父、ジュキの頭をぐしゃぐしゃと撫で回す。
「よっしゃ、今夜はジュキの優勝祝いだ!」
〇アルジェント家・屋根裏部屋(朝)
旅の支度をするジュキ。期待と緊張の入り混じった表情。
(ついに旅立ちの日が来た――!)
竪琴を布に包むと、弦が布越しにかすかに鳴る。
(SE:ポロン……)
ジュキの足元には革袋。袋の底に吟遊詩人の詩集が入っているのが見える。
(SE:ギギ……)
木の扉がきしむ音に顔を上げると、父が扉に寄りかかっている。
父
「その詩集は、古い友人がくれたものなんだ」
ジュキ、手を止める。
父
「彼はすべての詩が頭に入ってるらしい。旅を続けるから俺にあずかってほしいってさ」
父、懐から布包みを取り出し、大切そうにひらく。
「東の海岸へ行くなら、こいつも持っていけ。参考になるかも知れん」
中から出てきたのは、茶色く変色した古い羊皮紙の切れ端。
ジュキ、受け取って窓の光にかざす。
「なにこれ? 地図……?」
父
「ああ。読めやしねえがな。古代語で書かれてるらしい」
ジュキ、地図を詩集に挟むが、ハッとする。
「俺、東に行くなんて言ったっけ?」
父は黙って屋根裏部屋を出て行く。階段を降りる父の背中。
(SE:ギシ、ギシ……)
きしむ足音が遠ざかっていく。
〇モンテドラゴーネ村の出口(朝)
背景には朝もやのかかった鐘楼が見える。
白いマントを羽織り、革袋を背負ったジュキ。腰には父からゆずられた剣。
母、マントの襟元を直してやりながら、
「ジュキちゃんの綺麗な銀髪とエメラルドみたいなおめめには、白が似合うからね」
ジュキ、照れくさそうに
「ありがと、母さん。マントを縫ってくれて」
なぜか革袋を背負い、しっかり旅装を整えたアンジェリカが坂道を降りてくる。
「お待たせ、ジュキちゃん!」
ジュキ、苦笑しつつ
「姉ちゃん、昨日も言ったけど俺ひとりで大丈夫だから」
アンジェリカ、目に涙をためて、
「ぐすん。ジュキちゃん、やっぱり姉ちゃん同伴じゃ嫌なの?」
ジュキ、目を輝かせて前向きな演技をする。
「姉ちゃんには俺の代わりに、母さんや父さんの仕事を手伝って欲しいんだ!」
ジュキ
(――ということにしておく)
アンジェリカ、ジュキを抱きしめようと両手を広げる。
「ううっ、ジュキちゃんったらなんていい子なの!」
ジュキ、するりと交わす。
母、ジュキの頬に見送りのキスをする。
「ジュキちゃん、気を付けてね。魔法が使えたって使えなくたって、ジュキちゃんは母さんの自慢の息子よ」
父、ジュキの肩を抱き、鷹揚に笑う。
「たどり着いてもたどり着かなくても、旅ってのはいいもんだ」
ジュキの肩をそっと押して
「さあ、行ってこい!」
ジュキ、大きく手を振る。
「行ってきます!」
【引きの絵】
海沿いの道を少年がひとり、東へ向かって歩いていく。
遠く水平線の彼方に、朝日を反射する海がどこまでも広がっている。
【2話、締めのコマ】
ジュキ、希望に満ちた表情。
(古代神殿を見つけて、必ず魔法を使えるようになるんだ!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます