「首都高湾岸線夜な夜な公道バトル漫画」のパロディタイトル「東京トワイライト」。一見カッコいいが、昼間東名高速を道交法を遵守してレースするというユルユルなレースである。登場するレーサーたちも何だか緊迫感を欠く通り名の人物が多い。コンプラ重視時代にはもはや突き抜けた公道レーサーは存在し得ないのか? だがここで登場する主人公たちは『死神』と呼ばれるコンパクトカーを駆る「暴走機関」「精密機械」の兄弟コンビ。物語はここで緊迫感を増す(……のか?)。
その兄弟の名は田中ノエルと田中リアム。作者のファンは、いやそうでなくてもお分かりであろうが、もうこの時点で先の展開は明白である。要するにもうここからは、いつも通りのただのボケ倒しである。悪魔のZとか豆腐屋ハチロクとか知らんでも、車を運転する人であればだいたい爆笑できると思うので、ぜひご覧あれ。あと車メーカー勤務の人はちょっと悲しくなるかもしれない。せっかくの便利機能が「何も変わらんな」ではねえ……。