このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(81文字)
行き着く先が「窒素固定阻止」という壮大な内容である点が、シュールな作品ですタイムトラベルの原理やメカニズムに一切触れず、過去にいくあたり、ハードSFとは言い難いものがありますが、シャチの補色行動、アシカの縄張り争い、カッコウの托卵など、生態学、生物学の知見を丁寧に取りコマれている印象を受けました。この部分だけ見ると、科学的な裏付けを意識したハードSFにつながるものがあると言えるかもしれません。